2/15(木)「ポケモンGO」川島優志さん登壇「第9回ホロス2050未来会議/INTERACTING」開催!

2018/2/15(木)19:00より開催予定の「第9回 ホロス2050未来会議 第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING〜モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームがVRで、まさに今訪れようとしている〜」の告知を開始しました。世界的に大ヒットした「ポケモンGO」開発会社Niantic, Inc.の川島優志さん、世界的なCGアーティスト河口洋一郎さん、そして、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之さんが登壇します。ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。


チケットのご購入はこちら↓

http://
https://holos2050-1709.peatix.com/

 

ホロス2050 未来会議⑨


第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING


〜モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームがVRで、まさに今訪れようとしている〜


2018年2月15日(木)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、第9回 ホロス2050 未来会議「第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)」を開催します。ゲストに、「ポケモンGO」開発プロジェクトの立ち上げに関わったNiantic, Inc.アジア統括本部長 兼 エグゼクティブプロデューサーの川島優志さんと、世界的に著名なCGアーティストの河口洋一郎さんをお迎えし、さらに杉山知之デジタルハリウッド大学学長にも加わっていただいて、「INTERACTING(インタラクションしていく)」とはどういうことなのかを深掘りしていきます。ディスカッション・テーマは、「モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームがVRで、まさに今訪れようとしている」です。『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリーは、『<インターネット>の次に来るもの』第9章 INTERACTING」において、「パソコン、モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームはVRである」ときっぱり断言していますが、それはどういうことなのか。そして、「テクノロジーの未来は、かなりの部分、新しいインタラクションをどう発見していくかにかかっている」と述べていますが、それはどういうことなのか。参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。

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1/11(木)開催「第8回ホロス2050未来会議/REMIXING」まであと2日となりました

1/11(木)開催予定の「第8回ホロス2050未来会議/REMIXING」まであと2日となりました(チケットのご購入はこちら→ https://holos2050-1708.peatix.com/ )。スペシャルゲストとしてご登壇いただくstudio-L代表の山崎亮さんは、コミュニティ・デザインの第一人者のひとりです。著書の『縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望』(PHP新書)では、縮小する日本社会を「縮充」へと導く唯一の解は「参加」であるとして、様々な分野で実践されてきた「参加」による「縮充」事例を取り上げています。当日は、「リミックス」によって、いかに日本を「縮充」へと導くか、様々な具体例とともにご紹介いただき、みなさんと一緒にディスカッションしてきたいと思います。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

■studio-L プロジェクト紹介
http://www.studio-l.org/project/

■『縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望』(山崎亮著・PHP新書
http://amzn.to/2D8AXnz

●序 章:なぜいま「参加の時代」なのか
●第1章:コミュニティデザインと﹁参加﹂は表裏一体だ ――僕が「参加」に強く惹かれる理由
●第2章:国に頼り切るという時代の終わり ――まちづくりにおける「参加」の潮流
●第3章:「苦情」や「抵抗」から「自主運営」へ ――政治・行政における「参加」の潮流
●第4章:「楽しい消費者運動」が環境を改善する ――環境分野における「参加」の潮流
●第5章:オープンソースと「共有型経済」の胎動 ――情報分野における「参加」の潮流
●第6章:「共創」が社会に新しい価値をもたらす ――商業分野における「参加」の潮流
●第7章:「参加型アート」の勢いはとまらない ――芸術分野における「参加」の潮流
●第8章:真の「福祉社会」の実現をめざして ――医療・福祉分野における「参加」の潮流
●第9章:主体性を育む「アクティブラーニング」 ――教育分野における「参加」の潮流
●終 章:「縮充する日本」の未来図を描こう

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NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ「“根拠なき不安”を越えて」 がこれまでになく面白かった理由

1月1日に放送されたNHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ元日SP「“根拠なき不安”を越えて」 が、これまでになく面白い討論番組に仕上がっていました。
理由は、「第5回ホロス2050未来会議/ACCESSING」にゲストとして登壇いただいたGIFTED AGENT河崎純真さん(http://holos2050.jp/2017/11/24/1705_summary/)がミレニアム世代の若者の代表のひとりとして参加していて、次々と鋭い発言を連発していたからでした。
テーマは、昨年5月に公開され話題となった経済産業省次官・若手プロジェクトの「不安な個人、立ちすくむ国家」をもとに「“根拠なき不安”を越えて」 と題し、「不安」「絶望」「希望」の三部構成になっていたのですが、その中で、河崎さんの「不安の理由は孤独にある」「正しいものって何があるんですか?」「ルールにないことをやる」「ルール作ったっていいじゃないですか」「通貨も国家も全部幻想」「(自分は)良い社会を作りたいだけなんです」といった発言が光りつつ、残念ながら、ほとんど誰もついていけていない感じが、今の日本、今の若い世代の現状を見事に映し出していました。
取り上げられた発言数、発言時間からいっても、付けられたテロップの多さからいっても、ある意味、河崎さんの独壇場になっていたと言っても過言ではないでしょう。
それに比べると経済学者の安田洋祐氏は、冒頭、いきなり司会の古市憲寿氏から「あなたはエリートなんで“根拠なき不安”なんてないでしょう」といじられ、それに対して「僕にだって不安はあります。子育てとか健康とか…」と「おいおいやっぱりエリートじゃないか」発言をしたり、「この人、要するにゲーム理論でしか世の中見ていないのね」発言を繰り返していましたし、メディア史研究者の大澤聡氏も、「(不安には)社会的な不安と存在論的な不安がある」「昔からよくある図式」と言いつつ、「ダラダラ生きてく」という結論しか導けないなど、色々知識はあるけど、所詮、実社会経験の乏しい学者さんだよね、という印象しか残せませんでした。
そして、いつもマウンティング・ポジション・トークが得意な国際政治学者の三浦瑠麗氏は、「ねじ伏せるの好きじゃないけど」との発言をテロップにされる形でいじられ、結局、いつもの「国家・国防第一主義」のドグマから抜けられず、河崎さんの「ブロックチェーンアルゴリズムによって実現される世界像」「国家は数万になる」「要するに国家が中央集権化してきたのってこの150年ぐらいの世界像であってれからの世界像は分散化してくる」という認識にはついていけていませんでした。
ただ、それぞれの参加者が、自らの蛸壺から抜け出て、自分をさらけ出しつつ、自由に発言し、対話を続けていく、という番組を元旦そうそう放送できる日本というのは、まだ平和だなぁと思いました。
もしかしたら、来年、再来年、こうした放送ができなくなる日本になっているかもしれない。そういう漠然とした不安がよぎらなかったでもない「ニッポンのジレンマ」トーク番組でした。

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1/11(木)第8回 ホロス2050未来会議「さようならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING」開催

2018111日(木)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、第8 ホロス2050 未来会議「第8章 さようならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)」を開催します。ゲストに、日本初のeビジネス共同実験サイト「サイバービジネスパーク」を立ち上げ、インターネット・ビジネス・コンサルタントとして数多くの実績を上げてこられたD4DR代表の藤元健太郎さんと、「人と人とがつながる仕組みをデザインする」をコンセプトに、日本各地で空間デザイン、地域コミュニティデザインを手がけてこられたstudio-L代表、コミュニティデザイナーの山崎亮さんをゲストにお迎えして、「REMIXING(リミックスしていく)」とはどういうことなのかを深掘りしていきます。ディスカッション・テーマは、「成長はリミックスから生まれる」です。ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第8 REMIXING」で、経済学者ポール・ローマーの言葉として述べている「本当の持続的な経済成長は新しい資源から生まれるのではなく、すでに存在する資源を再編成することでその価値が上がり、それで達成される」とはどういうことなのか、様々な具体例を通じて検証し、いわゆる時価総額第一主義のマネー・ゲーム的なシリコンバレー型ビジネスに代わって、既存の資源をリミックス(再編成)することでその価値を上げ、持続可能な未来社会を目指すリミックス型ビジネスとはどういうものなのか、参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。

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2/14(木)藤村厚夫さん、竹下隆一郎さんをゲストに迎えFILTERINGをテーマに「ホロス2050未来会議」開催

明日、12/14(木)19:00より開催する「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1707.peatix.com/ )では、SmartNews執行役員の藤村厚夫さんと、『ハフィントンポスト』の竹下隆一郎編集長とをゲストにお招きして、「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」をテーマにディスカッションします。
今、何故、世界中をヘイトやフェイクの嵐が吹き荒れているのか? 今、何故、世界中で人々の対立を煽り、憎悪をつのらせ、武力に訴えるような言動をする政治家ばかりが目立つのか? 実は、その背景に横たわる根本的な問題は、インターネット・テクノロジーの未熟さ、なかんずく「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」が抱える大きな欠陥なのです。
ゲストのひとり、藤村厚夫さんは、こうした問題に造詣が深く、2017.11.2付け日本経済新聞オンライン版に「ネット広告に構造的問題政治工作や詐欺の温床に」と題した記事を掲載しているほか、「藤村厚夫 Media Disruption」(https://mediadisruption.net/)という自身のブログで、重要なトレンド情報のクリッピング作業を続けられています。
ケヴィン・ケリーの『<インターネット>の次に来るもの』( http://amzn.to/2plOrEU )において、「<インターネット>」は「カッコ付きインターネット」すなわち「なんちゃってインターネット」を意味します。
実は、この25年のインターネットの歴史は、これから本格的に始まる本物のIT革命の序章にしかすぎない。GoogleFacebookTwitterといった、現在「シリコンバレーの花形」といわれるプラットフォーマーたちも、実は「なんちゃってプラットフォーマー」に過ぎないということ、そして、ネット広告のガリバーといわれる彼らの「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」の稚拙さ、粗雑さ、そして、利益追及第一主義が、様々な社会問題を深刻化させているということ、そうした理解の上にはじめて、未来の、本来あるべき「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」のビジョンが見えてきます。こうしたテーマにご興味のある方は、ぜひこの機会にディスカッションにご参加ください。

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12/14(木)「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」開催 フィルタリングはネット上の問題だけじゃない

いよいよ明日、12/14(木)19:00から「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」が始まります(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1707.peatix.com/ )。
「フィルタリング」は、何もインターネット上だけのテーマではありません。私たちの日常風景の中、慣習の中、無意識の中にもたくさんあります。たとえば、熊本市議会で緒方夕佳市議が赤ちゃん連れで議場に入った問題。議長は、「傍聴人はいかなる事由があっても議場に入ることはできない」との規則に基づいて厳重注意。大問題となりました。なぜ、乳飲み子を抱えた市議がその子を連れて議場に入って、議論してはいけないのでしょうか? 今、日本は深刻な少子高齢化が進んでいて、なんとか解決しなければ大変なことになる。誰もが知っている大問題です。そうした文字どおり日本にとって最重要な問題を真剣に議論しなければならない議場に、赤ちゃん連れの市議が入ってはいけない。そんな議会で、本当に少子高齢化問題の解決がはかれるものでしょうか? はかれなかったからこそ、この日本の今があるのではないでしょうか?
では、どうすればいいか? ゲストのひとり、竹下隆一郎さんが編集長を務める『ハフィントンポスト』では、「熊本市議会で赤ちゃん連れ議員の出席認められず...でも、世界にはこんなにいます」「赤ちゃん連れの熊本市議に真意を聞いた 「子育て世代の悲痛な声、見える形にしたかった」」といった記事で、この問題を取り上げています。これらの記事を見ると、海外では、議場で授乳すること、議長が赤ちゃんをあやしながら議論をしている例もあることがわかります。
今、世界中でヘイトとフェイクの嵐が吹き荒れています。そして、人々の対立を煽り、憎悪をつのらせ、解決すべき社会問題から眼をそらさせ、軍拡で大儲けをする連中がいる。その根底に、インターネット技術の未熟さの問題があります。今のインターネットは、「なんちゃってインターネット」なのです。GoogleFacebookといったシリコンバレーの花形IT企業の「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」も、全然たいしたものではない。これから、もっと格段に優れた「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」のイベーションが「分散化技術」とともに怒涛のごとく沸き起こってくる。そうした現状の問題点と将来展望について、皆さんと一緒に議論していきたいと思います。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

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「第6回ホロス2050未来会議/SHARING」の映像サマリーを公開しました

「第6回ホロス2050未来会議/SHARING」の映像サマリーを以下にアップしました。ぜひ、ご覧になってみてください。

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毎回、それぞれのテーマごとに、ゲストの皆さんのプレゼンテーションとコメントの素晴らしさに驚かされ、感動させられてきているのですが、今回のおふたりのプレゼンテーション、コメントも実に素晴らしいものでした。
たとえば、Makuake 中山亮太郎さんのお話は、アイデアの段階から、資金調達はもとより、テストマーケティング、広告宣伝・顧客獲得、実績づくりができてしまう仕組みを、メディアとして構築しつつあるクラウドファンディングこそが、もしかしたら、既存のマスメディア、ネットメディアに代わる、次世代の「メディア」の本流になるのではないか、という予感というか、確信を持たせてくれるものでした。「Sharing」よりも「Everything Sellable」という言葉、そして、「零次情報・零次流通」「一次情報・一次流通」「二次情報・二次流通」という言葉は、非常にわかりやすく私たちの活動、社会の仕組みの本質を捉えています。
そして、テーブルクロス城宝薫さんのお話は、既存のグルメアプリサービスに、先進のAIテクノロジーなどを駆使して、これまでにない新風を吹き込みつつ、飲食店にとっても、飲食店を利用するお客さんにとっても、無理なく、自然に、途上国の子どもたちへの給食支援ができるという、画期的なビジネスモデル、シェアリング・エコノミーを実践し、ちゃんとそれを事業化していること。そして、100年後の日本のために、日本ならではのチャリティ予約文化を根付かせたいという志の高さ、ビジョンの大きさに、日本にもこんなスケールの大きい若手アントレプレナーがいたのか、と感動させられました。
さらに、今回、ディスカッションに加わってくれた、発起人のひとり、橋本大也さんのコメントが秀逸でした。
「これからは、「Makuake」でファンドレイジングを成功させてしまう人とか、どんどん「テーブルクロス」を使って、予約をして途上国の人たちを支援するような人が、未来の人材として必要な人ということになるのではないか。これまでは、TwitterFacebookのフレンド数でその人の価値を測っていたりしたが、それよりもずっと「Makuake」や「テーブルクロス」の実績のほうが、その人材を測れる指標になる。そして、そういう指標をFacebookとかに貼っておくと、お金が集まりやすくなったり、会社に入りやすくなったり、彼女や彼氏ができやすくなったりするといいと思う」というコメントは、まさにFacebookTwitterといった旧式SNSの「雑な」パーソナル・スコアリングに代わる、「シェア」実績に基づくもっと精度が高く信頼できるパーソナル・スコアリングの時代の「幕開け」を示唆する、場外ホームラン的な発言だったと思います。
 
サマリー映像の中で、それぞれのプレゼン、コメントの開始時間は以下です。
06:26 Makuake 中山亮太郎さんのプレゼン
16:15 テーブルクロス 城宝薫さんのプレゼン
28:07 ディスカッション
 
なお、次回「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」( https://holos2050-1707.peatix.com/ )のメインテーマは、「編集」です。膨大な断片情報があふれ、フェイクやヘイトが横行している深刻な状況に対する究極の解決策、「フィルタリング・テクノロジー」「パーソナライジング・テクノロジー」についてディスカッションします。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

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