志村けん「あいつ今何してる?」存命中 最後の出演で「恋人告白」

20年3月25日、テレビ朝日「あいつ今何してる?」に志村けんが出演し、昔の恋人との出会いと別れについて語っていました。存命中、最後のテレビ出演となってしまいました。
昔の恋人、大滝裕子さんは、約4万8000人の中からミス・セブンティーンに選ばれ、歌手デビューしたアイドルスター。同じ渡辺プロだったこともあり、ドリフの前座を務め、自然と接近。実家にご挨拶にいく、ご両親公認の恋人関係でした。
よく麻布十番や六本木でデートを重ね、レコード屋に一緒に入って、志村がたくさんのレコードをジャケ写買いしていた瞬間に立ち会っていました。あのヒゲダンスも、そうしたジャケ写買いの中から誕生したのでした。
しかし、ある日、志村が「他に好きな人ができた。別れよう」と切り出し、それっきりに。志村のほうは、別れた理由をすっかり忘れてしまっていましたが、当然のことながら、彼女のほうはちゃんと覚えていたのでした。
あれから35年。彼女は、3人組のバックコーラス「AMAZONS」のひとりとして活躍し、久保田利伸、安全地帯、藤井フミヤ松任谷由美子のレコーディング、コンサートに参加。ボーカルスクール「寺子屋AMAZONS」で講師をつとめ、私生活ではアーティストのマネージャーを務める旦那さんと結婚。
その幸せそうな2ショット写真を見て、志村は「嬉しい!!」と一言。彼女から「お元気で、まだまだたくさん仕事して、私たちみたいなテレビ観ている方々を幸せにしていただけると嬉しいです」というエールを送られたのでした。
しかし、この番組が放送されているとき、志村けんは新型コロナによって昏睡状態に陥り、その4日後、3月29日に永眠。
本当に素晴らしい「お笑い」をお茶の間に届けてくれた人だったと思います。
合掌。

今こそWWWを再発明すべき時である_『月刊ニューメディア』2020年3月号

『月刊ニューメディア』2020年3月号の「2020巻頭メッセージ」に「今こそWWWを再発明すべき時である」という論考を寄稿させていただきました。
今年、2020年はWWW世界公開から30周年にあたるのですが、現在の世界的な政治・経済・文化的な混乱状態が示すように、決して「祝WWW生誕30周年」といったお祝いムードにひたれるような状況ではありません。実は、この世界的な混乱状況をもたらしている根本原因は、現状のWWWの根本的な欠陥に由来しています。したがって、今こそこの欠陥を訊し、WWWを再発明すべき時である、という論を展開しました。
具体的にどうすべきか?
第一に、次世代WWWは、現状の断片的な情報しか扱えないチラシ型WWWから「本」の構成要素を備え、人々の知識活動を支援するブック型 WWWに設計変更すべきである。
第二に、次世代WWWは、現状のフェイクとヘイトばかりが飛び交うゴミの山のようなものではなく、「本」と「ノート」、そして「会話」機能を大幅に強化したものでなければならない。
ちなみに、ここでいうブック型WWWとは、既存の「本」のようなスタティック(静的)な「本」ではなく、桁違いにエキサイティングで楽しく、かつ有益なダイナミック(動的)な「本」のことであり、アラン・ケイが提唱した「ダイナブック」の実現を目指すものである。
■『月刊ニューメディア』2020年3月号(2020年2月1日発売)

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なお、本稿は、昨年の12/9、御茶ノ水デジタルハリウッド大学で開催したダグラス・エンゲルバートThe DEMO 51周年記念シンポジウム「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」( http://itday.net/news/191209_itday_success/ )で発表した内容の一部をまとめたものです。こちらも併せてご覧ください。
 

(中止のお知らせ)3/10(火)、SSKセミナー「AIを駆使した未来予測と事業創造」開催

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新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、3月10日(火)に予定していた下記セミナーの開催を中止することにいたしました。参加申込みをしていただいた皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解くださりますようよろしくお願いいたします。
 
2020年3月10日(火)、新橋で開催するSSKセミナーで「~AIシステム思考「CAS理論」で混迷するIT革命の現状とビジネスチャンスを読み解く~」講演をします。
2019年12月9日(月)「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」で発表した、複雑な人間社会の本質を理解し、人間社会を変えることができるシステム思考「CAS(Communication Amplifier System)理論」を、実際にAI(人工知能)に実装することで、どのように人間社会を分析し、人間社会の変革に役立てることができるのかについてお話しします。対象はビジネパーソンで、受講料も1名につき33,990円(税込)と決してお安くありませんが、ビジネスに特化した内容になっています。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
■AIを駆使した未来予測と事業創造~AIシステム思考「CAS理論」で混迷するIT革命の現状とビジネスチャンスを読み解く~
 
開催日時 2020年 3月10日(火) 午後2時~午後5時
会場 AP虎ノ門
東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル
受講料 1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
お問合せ電話番号:03-5532-8850
株式会社クリエイシオン 代表取締役
ITコンサルタント/マルチメディア・プロデューサー
高木 利弘(たかぎ としひろ) 氏
 
「システム思考」とは、AI(人工知能)時代に注目を浴びる「既存の常識にとらわれずに、あらゆる物事を関連性・つながり・文脈で捉える思考法」のことです。レオナルド・ダビンチ、ダグラス・エンゲルバートアラン・ケイスティーブ・ジョブズ。この4人の卓越した天才に共通しているのは、「システム思考」を身につけていたということで、だからこそ彼らは世界の本質を理解し、世界を変えるビジョンを持つことができたのです。私たちは今、IT革命の激動に翻弄され、未来を予測することができずにいます。細分化された学問や技術で問題解決をするのは不可能です。では、どうすればいいか?
 
今回のセミナーでは、AIを活用した「システム思考(CAS理論)」によって、混迷するIT革命の現状を徹底的に解明し、私たちが直面する複雑かつグローバルな問題を総合的に解決する方法についてお話をします。
 
1.2019年12月 「ITday Japan 2019」シンポジウムを実施
2019年12月9日、ダグラス・エンゲルバートThe DEMO 51周年記念「ITday Japan 2019~IT監視社会か?IT市民社会か? それが問題だ~」シンポジウムを開催した。「ITday」は、人々が力を合わせて問題解決をすることができるように、物理的な「同期」と心理的な「同期(共感)」を一致させる世界的な仕組みを作ろうという「IT記念日」啓発活動である。
 
2.IT革命50年史 ~コンピューター・パワー・トゥ・ザ・ピープル~
私たちは今、「IT監視社会」vs.「IT市民社会」の分岐点に立っている。香港デモをはじめ、今、世界中でデモが頻発しているのは、資本主義近代国家という古い社会システムが機能不全を起こし、破綻しようとしているからである。可視化・分散化によってコンピュータの民主化をはかることが、専制的な監視社会化を防ぎ、民主的なIT市民社会を創造する鍵である。
 
3.人々の知性を高め、協働して問題解決をはかれるようにするにはどうすればいいか?
人類は、600万年前に直立歩行をし、手と脳の相互作用によって脳を急速に進化させた猿である。5000年前、文字という外部記憶装置を得て、古代国家を形成。500年前のグーテンベルク印刷革命は、本と図書館という体系的な外部記憶装置を実現した。現状のITの問題点は、未だ人々の知性を高め、協働を支援する外部記憶装置にまで進化していないところにある。
 
4.NHK「ダビンチ・ミステリー2」がAIによって明らかにした「システム思考」
番組では、ダビンチの5,600頁におよぶ膨大な遺稿をAIで解析し、その結果、ダビンチが世界の本質を理解し、画期的なイノベーションを次々と起こせた秘密は「システム思考」にあったということを明らかにしている。そして、それは、ジョブズが倒産寸前のアップルを時価総額世界一企業に変貌させた「Think Different」に通じる思考法であった。
 
5.未来社会創造の鍵「CAS理論(Communication Amplifier System理論)」
「人々のコミュニケーションを増幅する、会話を活性化する」。それが、アップル製品の魅力であり、時価総額世界一企業へと成長させた原動力であった。ジョブズが世界を変革する魅力的な製品・サービスを次々と開発することができたアルゴリズムを理論化したのが「CAS理論」である
 
6.AIシステム思考「CAS理論」によって、具体的に何を実現できるか?
「CAS理論」は、人間社会を「情流(情報&感情)・人流(交通)・物流(運輸)・金流(マネー)のマトリックスで構成されるCAS」としてAI解析し問題解決の処方箋を導き出す。「同期」「共感」が幸福社会、経済活性化、持続可能な安定社会をもたらし、「非同期」「命令」がストレス社会、経済混乱、社会破壊、人類滅亡をもたらす。そのメカニズムを可視化する。
 
7.人類史とはコミュニケーション増幅システム(CAS)の進化史である
祭政一致の古代国家、祭政分離の中世社会、国民皆兵・皆教育で富国強兵を目指す近代国家。いずれも人々を「同期」させ、協働を実現するコミュニケーション増幅システム(CAS)であり、人類史とはその興亡の歴史であった。では、私たちはこれから、ITという強力な道具を使って、どのような理想的な未来社会、理想的な未来CASを創造すればいいか?
 
8.人々をマネーゲームから解放し、持続可能な未来社会を実現する
資本主義近代国家は、地球上のあらゆる民族、文化、生命、資源、環境をマネーゲームに放り込み、消費し、破壊し尽くそうとしている。この暴走に歯止めをかけるには、人々を「マネーがすべて」という幻想から目覚めさせる以外ない。人々が「システム思考」を身につけ実行すれば、今の社会よりはるかに優れたCAS=未来社会を創造することが可能になる。
 
9.質疑応答/名刺交換
 
講師プロフィール
高木 利弘(たかぎ としひろ) 氏
1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。『Captain Pedia』『MACワールド日本版』『MACLIFE』『Oracle Life』『Media Front』等コンピュータ関連雑誌の創刊編集長を歴任。1988年、日本初となるe-Leaningソフトウェア『MacSchool』を開発。1999年 株式会社カシスを設立し、「人工知能を活用した知識の循環システム(Knowledge Circulation System with AI)」Kacis Writer/Kacis Publisherを開発。「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2001」(SOFTIC)を受賞する。2003年~2010年 経済産業省の委託による情報セキュリティ啓発活動「インターネット安全教室」を企画プロデュース。2012年 『国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 報告書』(委員長 黒川清)を編集。2014年 株式会社クーロン取締役に就任し、「人工知能を活用して炎上を抑止する水平分散型コメントシステム」QuACS(Quelon Active Comment System)の開発マーケティングを担当。2017年 米国『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリー著『<インターネット>の次に来るもの』(NHK出版)をベースにした12回連続の「ホロス2050未来会議」を開催。2018年 未来の教育プラットフォームColleCard(http://collecard.net/)を企画プロデュースするとともに、アラン・ケイ基調講演「IT25・50」シンポジウムを日本全国で同時開催(http://it2550.net/)。2019年 ITの過去・現在・未来について皆で考える「ITday Japan 2019」を開催(http://itday.net/)。著書は、電子書籍、電子コミック、ケータイコンテンツ、CGM/SNS、動画配信を始めとする各種ITトレンド調査報告書、『Macintoshなんでも聞いて』シリーズ、『Mac OS X Serverパーフェクトガイド』『Kacisでサクサク文書作成』『The History of Jobs & Apple』『ジョブズ伝説』『スマートTVと動画ビジネス』など多数。

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「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」3つの提案

12/9(月)、御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて開催したダグラス・エンゲルバートThe Demo 51周年記念「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」のプレゼンテーションを公開しました。
http://itday.net/news/191209_itday_success/
私たちは今、IT革命の渦中にあり、「IT監視社会」に向かうのか、「 IT市民社会」に向かうのか、その分岐点に立っています。では、どうすればいいか?
3つの提案をさせていただきました。
①システム思考
自然界の一部である「人間社会」のような複雑な事象は、AIを活用して「システム思考」で分析し、問題解決する必要があります。その一例として、「人間社会」をコミュニケーション(情流・人流・物流・金流)をアンプリファイ(増幅する)システムとして捉え、同期に着目することで、「経済活性化と持続可能性が両立する未来社会」のシステム設計を目指す「コミュニケーション・アンプリファイア・システム(CAS)」理論を紹介しました。
②WWWを再発明する
現在の世界的な混迷の背景には、ITの未熟さ、とりわけWWWの未熟さがあると考えられます。断片的な情報しか扱えず、フェイク、ヘイトの温床となっている現行のチラシ型WWWに代わって、人々の知識活動を支援するブック型WWWを開発することが、今急務です。
③パーソナルインターネット革命
1984年、MacintoshはCM「1984」とともに登場し、「The Computer for the Rest of Us(専門家ではない一般の人々のためのコンピュータ)」を実現しました。
2019年、「ITday Japan 2019」は、「The Internet for the Rest of Us(専門家ではない一般の人々のためのインターネット)」を実現する開発プロジェクトを立ち上げることによって、一般市民による「IT市民社会」の創造を目指します。

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「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」開催

12/9(月)、御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて、ダグラス・エンゲルバートThe Demo 51周年記念「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」を開催しました。
冒頭、NHKスペシャル「消えた弁護士たち 中国“法治”社会の現実」と「天安門事件 運命を決めた50日」を紹介し、人権派弁護士を突然拉致し、ロボトミー化する中国“法治”社会の非人間的な実態、天安門事件で多くの人民を虐殺した現中国政権が、香港市民に妥協することなどあり得ない、それが我々が直面している現実だということを紹介。
続いて、人間社会のような複雑な事象を理解し、問題解決をする鍵は、ジョブズの「Think Different」(発想を変えよう)にある。では、どう発想を変えたらいいのか? その答えは、レオナルド・ダビンチの「システム思考」(既存の常識にとらわれず、あらゆる物事を関連性・つながり・文脈で捉える思考法)にあるということを、NHKスペシャル「ダビンチ・ミステリー 第2集 “万能の天才”の謎〜最新AIが明かす実像〜」を引用しながら解説。
昨年の「IT25・50」シンポジウムで、アラン・ケイが「エンゲルバートはシステム思考をしていた」と語り、「人間・教育・メソッド・言語・道具を結合し、システムとして機能させる」ことで「人間の知性を高め」「協働して人類が直面する深刻な問題解決をはかるべき」と言っていたことの意味を理解することが、今喫緊の課題である。The Demo から51年経っても、未だに我々はそれを実現できていない。
ダビンチ、エンゲルバートアラン・ケイジョブズは、「システム思考」によって世界の本質を理解し、理解しているが故に世界を変える極意を体得していた。「システム思考」を体得するには、「Technology(技術)と Liberal Arts(藝術)の交差点」に位置することが不可欠で、日本の政治家、官僚、企業経営者には、そのどちらもが欠落している。ジョブズは、日本文化(禅・職人芸・美意識)にその極意を発見し、優れた製品・サービスを創造し、アップルを時価総額世界一に導いた。一方、我々日本人は、近代化の過程で日本文化を大切にせず、方向性を見失いダメになってしまっている。
続いて、具体的にどう人間社会を「システム思考」で理解したらいいか、その一例としてアラン・ケイに触発されて、高木が考えた「コミュニケーション・アンプリファイア・システム(CAS)」理論を紹介。人々が「力を合わせる」ということは「同期すること」で、人々は「同期」に「感動」し「共感」を覚えることで、経済活性化するシステムの中で生きている。したがって、単純に財政難だからといって、増税したり、社会保障費を削るのはナンセンスであり、また、コミュニケーション・アンプリファイアに繋がらない税金の使い方は、結果的に社会システムの衰退、破壊につながる。
600万年前に誕生したといわれる人類は、599万5000年の間、30人くらいの集団で狩猟採集生活をしていた。その間、子育ては集団で行い、マンションの一室で母親ひとりに任せきりにするといったような愚かなことはしていなかった。子供は集団の中で存分に遊び、遊びの中から生きる術を学んでいたのである。5000年前に文字を発明し、外部記憶装置を得たことで、人類は飛躍的に進化。祭政一致という同期システムによって古代国家を形成した。その後、500年前のグーテンベルク革命で、情報の大量複製・情報の価格破壊が可能となり、一般の人々が情報を共有できるようになった。そして、その結果として、宗教改革産業革命、市民革命が起き、市民社会が実現したのである。一方、50年前に始まったIT革命は、パーソナルコンピュータ革命は実現したものの、まだパーソナルインターネット革命は実現していない。人類の知識活動を飛躍的に進化させた「本」「図書館」という外部記憶装置に相当するものが、まだインターネットでは実現していないのである。
インターネットは、情報の大量複製・情報の価格破壊によって、本来「IT市民社会」を実現するはずのものだ。しかし、現状のインターネットは、GAFAや投資家、政府のためのものとなっており、一般市民はまったく非力なままである。だから、中国共産党一党独裁政権のような時代遅れの組織がITをほしいままにし、「IT監視社会」へと向かいかねない事態となっているのである。こうした事態を打開するためには、断片的な情報しか伝えられない現状のチラシ型WWWから、人々の知識活動に役立つブック型WWWへの大転換が不可欠である。
1984年、MacintoshはCM「1984」とともに登場し、「パーソナルコンピュータ革命宣言」を行なった。
2019年「「ITday Japan 2019」は、「CAS理論」「WWWの再発明」「The Internet for the Rest of Us」の3つの提案によって「パーソナルインターネット革命宣言」を行うという内容のプレゼンテーションを行いました。
続いて、ジャーナリストの服部桂さんの司会のもと、 AIエンジニアの園田智也さんに加えて、Zoomを通じて、大阪・緑会の高橋望さん、大分ハイパーネットワーク社会研究所の青木栄二さん、東京神田MOSAのテクノロジーライター大谷和利さんが参加し、 ITday Japan」実行委員会代表の高木利弘の6人で、パネルディスカッションを行いました。
「ITday」事務局では、今後とも、ダグラス・エンゲルバートThe Demoが開催された1968年12月9日を「ITday(IT記念日)」として、毎年12月9日に全世界的に「ITday」シンポジウムを開催し、一般市民による一般市民のための「IT市民社会」実現に向けて活動を続けていく予定です。「ITday」の活動趣旨にご賛同いただける方は、ぜひ、ご参集ください。
シンポジウムの内容は、「ITday Japan」チャンネルを通じて、YouTube Live配信されるとともに、アーカイブされています。また、プレゼンテーションの内容は、改めて公開する予定です。
■ ITday Japan 2019

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祝!「マウスの誕生日」。併せて「パーソナルインターネット」実現をお祈りしよう!

本日、12月9日は「マウスの誕生日」(日本記念日協会公認)( https://www.kinenbi.gr.jp/ )です。今から51年前の1968年12月9日、「IT革命の父」ダグ・エンゲルバートが、後に「The Mother of All Demos(すべてのデモの母)/The Big Demo(ザ・ビッグデモ)と呼ばれる歴史的なデモンストレーションを行い、世界で初めてマウスでコンピュータを操作してみせたのです。それは、それまでプログラミング知識のある専門家しか使えなかったコンピュータを、誰でも直感的に使えるようになる、今日のような世界を切り開いた瞬間でした。いわゆるパーソナルコンピュータ革命ですね。それと、もうひとつ、重要な発表をした日でした。エンゲルバートは、「人間の知性を高める研究の核心(A research center for augmenting human intellect)」というテーマで、90分にわたり、NLS(oN-Line System/オンラインシステム)という名称のオンライン・マルチユーザー・コラボレーション・システムのデモをしました。「人間を知性を高める」「オンラインでマルチユーザーがコラボレーションできるシステム」。そのどちらも、今のインターネットは実現できていません。それくらい、今のインターネットは初歩的な段階のもので、問題だらけなのです。では、どうすればいいか? 私たちが目指すべき方向性を、インターネットが始まる1年も前に示してくれていたのが、このデモだったのです。今のインターネットは、GAFAや投資家や政府にとっては都合のいいものかもしれませんが、一般市民にとっては、まだまだ全然、本当の意味で自分の役に立ってくれているものではないわけです。
そこで、12月9日は、パーソナルコンピュータの夢をかなえてくれた「マウスの誕生日」としてお祝いするとともに、今度は、パーソナルインターネットの夢を叶えてくれるように、とみんなで祈ることにしましょう。「#マウスの誕生日」「#Happy Mouse」のハッシュタグとともに、みんなで「マウスの誕生日」をお祝いするムーブメントを起こしましょう。
なお、本日19:30から御茶ノ水デジタルハリウッド大学で「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」( https://itday-japan-2019.peatix.com/ )シンポジウムを開催します。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

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12/9(月)個人個人のためのインターネットを実現する「ITday Japan 2019」まであと一週間

12/9(月)19:30から御茶ノ水デジタルハリウッド大学で開催するダグラス・エンゲルバートThe Demo 51周年記念「ITday Japan 2019〜IT監視社会か? IT市民社会か? それが問題だ〜」( https://itday-japan-2019.peatix.com/ )まであと1週間となりました。AI時代に求められる「システム思考」。既存の常識にとらわれず、あらゆる物事を関連性・つながり・文脈で捉えるられる天才的な思考法のことで、その代表はなんといってもレオナルド・ダビンチです。そして、IT革命の系譜でいえば、ダグラス・エンゲルバートアラン・ケイスティーブ・ジョブズ。この3人は「システム思考を身につければ世界を変えられる」ことを実際に証明しました。シンポジウムでは、今、全世界をおおう政治的・経済的・文化的混乱を「システム思考」で分析し、解決への道筋を提言します。人類は文字を発明し、外部記憶装置を手に入れたことで、急速に進化しました。現在のWWWがダメなのは、個人個人の外部記憶装置になっていないことです。逆にいえば、そこに大きなブレイクスルー、大きなビジネスチャンスがあるわけです。1984年、CM「1984」とともに登場したMacintoshは、「The Computer for the rest of us(専門家以外の一般の人々のためのコンピュータ)」を実現しました。2019年、「ITday Japan 2019」シンポジウムは、「The Internet for the rest of us(専門家以外の一般の人々のためのインターネット)」開発の歴史的なキックオフ・ミーティングとなります。

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