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Steveを称えて(抄録)
2021年10月5日(米国時間)、Appleは没10年となるスティーブ・ジョブズを偲んで「Steveを称えて」という特設ページを設けました。ジョブズ自身の言葉と写真で綴られた、心に響く素晴らしいものでした。ここに、その一部を抄録します。今日の私たちを勇気づけ、私たちがどんな未来を目指したらいいか、指針を示してくれる珠玉のメッセージではないかと思います。
■Steveを称えて(抄録)
大人になると
こんなことを言われる
「世界とはこういうもの」
「その中で生きるのが君の人生だ」
「壁を打ち破ろうとするな」
でも、一つのシンプルな事実に気づけば
人生はもっと大きく広がる
つまり、あなたを取り巻く「人生」は
あまり賢くない人たちが作り上げたということ
だから自分で変えられるし
影響を与えられる
自分のものを自分で作り
みんなに使ってもらうこともできる
Appleのコンピュータを買う人たちは
少し変わっていると思う
みんなと違う考え方をする人たちだ
そんな人たちがやりたいのは
作業をこなすだけでなく
世界を変えることなんだ
私が考えるコンピュータとは
人類が生み出した最も画期的なツールだ
知性を自由にする自転車のようなもの
目指しているのは
テクノロジーと人間らしさの交差点に立ち
人々が毎日の生活に取り入れて
使いたくなるものを作ることだ
一段とクリエイティブになれるものを
生産性を高めるだけじゃなくてね
常に集中し、賢い選択をすれば
小さなことでも、みんなの毎日を
より良い方向に変え続けることができる
大好きなアイスホッケー選手の言葉がある
「私が滑っていくのはパックがある場所ではない」
「パックが向かう先だ」
同じことをAppleでは常に目指してきた
最初の瞬間からね
これからもずっと目指していく
みなさん、本当にありがとう
一緒に歩んでくれて
「『あの日ジョブズは』出版記念講演〜没10年「世界を変えた男」を振り返る」開催報告
あの日ジョブズは | 片山 恭一, 小平 尚典 |本 | 通販 | Amazon
)を上梓した著者の片山恭一さん、小平尚典さん、そして、アップル関係でたくさんの著書をお書きになってきた林信行さん、大谷和利さんとともに、「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ」(NHKスペシャル)についてさまざまな角度からディスカッションしました。加えて、リード大学時代、ジョブズの友人となり、一緒にインド旅行をし、Apple I、Apple II、Macintosh開発に多大な貢献をしたダニエル・コトケさんがサプライズ・ゲストとして参加し、在りし日のジョブズを偲びました。取り上げたテーマは、「ジョブズとジョン・レノンの共通点」「ヒッピーカルチャーからパーソナルコンピュータへ」「「Think Different」の光と影」「2人の先駆者(ダグラス・エンゲルバートラスとアラン・ケイ)からジョブズが継承したもの」「ジョブズが「知的自転車」と言ったことに対して、アラン・ケイが「補助輪付き自転車」と皮肉ったことの意味」「アラン・ケイが1972年に著した「A Personal Computer for Children of All Ages(すべての年齢の「子供心」を持った人々のためのパーソナルコンピュータ)の未だ古びない未来ビジョン」など。最後に、ジョブズは、①どのように世界を変えたのか? ②何故、世界を変えることができたのか? ③私たちはどのようにジョブズを継承していったらいいのか?④今、一番未来の人たちに伝えたいメッセージは何か?といったことについて語り合いました。この10年、日本の衰退ぶりは目を覆うばかりです。この8月にはついに日本企業全体の時価総額がGAFAを下回りました。一体なぜ、日本はかくも情けない国になってしまったのか? その答えは極めてシンプルです。ジョブズは、日本の禅、伝統文化、職人芸の素晴らしさを発見し、生涯を通じて、その精神をアップルの製品・サービスに生かそうとしました。ジョブズの遺言といっていい「The Intersection of Technology and Liberal Arts(テクノロジーと藝術の交差点)」を理解する鍵はそこにあります。一方、我々日本人は、どれだけ自分たちの古き良き伝統文化をないがしろにしてきたか? ジョブズが自らの理想であるとして、生涯最も愛したのは川瀬巴水をはじめとする日本の新版画でした。ジョブズとアップルが起こした「奇跡」の意味を少しでも理解したいと思うのであれば、10/2〜12/6まで新宿SONPO美術館で開催されている「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」(https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/kawasehasui/
)に足を運び、しばしその静謐な時間に浸ってみるといいでしょう。