明日3/27(日)「メタバース、ミラー・ワールド、NFTは世界をどう変えるか?」開催

明日、2022年3月27日(日)に開催する「Global Digicon Salon 018〜メタバース、ミラー・ワールド、NFTは世界をどう変えるか?」まであと1日となりました。今、私たちは連日、ウクライナ侵攻という不条理で残酷な現実を目の当たりにしています。狂気の独裁者プーチンは、「1984」に描かれたビッグ・ブラザーそのものです。こうしたビッグ・ブラザーを絶対に生み出さない未来社会を築くにはどうしたらいいか? そのヒントになるのがエストニアの「電子政府」であり、今回の「メタバース、ミラー・ワールド、NFT」です。そうした観点から、これらの新技術について議論していきたいと思います。
---------------------------------------------------------------
日本時間(JST)で2022年3月27日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間(UTC)で2022年3月26日(土)18:00〜20:00、、第18回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 018」を開催します。テーマは「 メタバース、ミラー・ワールド、NFTは世界をどう変えるか?」です。お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
 
最近、にわかに脚光を浴びるようになった仮想世界「メタバース」。きっかけは、Facebookが社名をMetaに変更し、今後数年以内にSNSの企業からメタバースの企業に変わると表明したことでした。では、「メタバース」とは一体どういうものなのでしょうか? そして、何故今、「メタバース」がこれほど注目を集めるようになったのでしょうか?
実は、「メタバース」の歴史は古く、その種類も多岐にわたっています。必ずしも、Facebookの「Horizon Worlds」のようにVRヘッドセットを着けなければならないというものではありません。参加する目的や目指す方向性もぜんぜん違います。それが今、ここにきて大きな注目を集めているのは、長引くコロナ禍によって、現実世界でなかなか経済が回らない中、もしかしたら仮想世界「メタバース」がその問題を解決してくれるかもしれない。そういう期待が高まっているからではないでしょうか?
今回のGlobal Digicon Salonでは、数ある「メタバース」の中、「ミラーワールド」という現実世界を鏡のごとく仮想世界に反映するタイプのものにフォーカスすることにしました。VRヘッドセットを着けて没入感を楽しむというのもいいですが、それよりも、まずは現実世界が直面する問題をどう解決し、どう経済活性化にどうつなげていくか、ということのほうが重要ではないかと考えているからです。パネリストとして、「メタバース」研究の第一人者であるデジタルハリウッド大学大学院 教授の三淵啓自さん、世界最大(ギネス認定)のメタバースコンベンション『バーチャルマーケット』を運営するVR法人HIKKY CSOの角田拓志さん、現実世界を正確に仮想世界に再現する、いわゆる「ミラーワールド」構築のリーディング・カンパニーSymmetry Dimensions Inc. Founder&CEOの沼倉正吾さん、そして、『だれにでもわかるNFTの解説書』を著したITビジネスコンサルタントの足立明穂さんをお招きして、「メタバースとは何か?」「ミラーワールドとは何か?」 そして、「メタバースの中でデジタル資産の取引に有望と期待されているNFT(非代替性トークン)とは何か?」「それらは世界をどう変えようとしているのか?」「それらはどのような課題を抱えているのか?」といったことについてディスカッションしていきたいと考えています。多くの人にとって、きわめて関心の高い、タイムリーなテーマだと思いますので、ZoomとともにYouTube Liveでの配信も準備しております。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

f:id:ToshihiroTakagi:20220326131414p:plain