2/6(日)「コロナ禍の中、どう川越を地域振興するか?」開催

日本時間(JST)で2022年2月6日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間(UTC)で2022年2月5日(土)17:00〜19:00「Global Digicon Salon 017 コロナ禍の中、どう川越を地域振興するか?」を開催します。この「コロナ禍の中の地域振興」というのは、日本全国どこにおいても最も喫緊なテーマだと思います。そこで、今後シリーズ化して、その実態をできるだけ網羅的に追求したいと考えています。 今回、その第一弾として川越を取り上げます。
川越は、蔵造りの町並みで有名なように、これまで観光で賑わってきたわけですが、コロナ禍で状況は激変しました。ただ、悪いことばかりではありません。家賃が安くて自然にめぐまれた環境を求めてテレワーク移住をする人が増えたりと、いいこともあります。そこで、「観光、居住、子育て、教育、仕事、自然、農業、ワークライフバランスQOL」等々が今、一体どうなっているのか、現地で奮闘している人たちにリアルな実態を語っていただこうと思っています。もし、お時間があればリアルタイムで参加してください。もし、お時間がなくても、申し込みしておいていただければ、後ほど記録映像のURLをお知らせさせていただきます。なお、もし、次はここが面白いんじゃないという心当たりがありましたら、ぜひご推薦ください。よろしくお願いします。 
お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
■Global Digicon Salon 017 コロナ禍の中、どう川越を地域振興するか? 
 
小江戸」とも呼ばれ、「時の鐘」や「蔵造りの町並み」など昔ながらの風情あるたたずまいで知られる川越は、国内外から年間780万人もの観光客を集める観光都市としても栄えてきました。しかし、コロナ禍によって状況は一変。観光客は半減し、いつ賑わいを回復することができるのか、出口の見えない状況が続いています。そもそも川越の歴史的景観と活性化は、住民たちの不断の努力によって維持されてきたものでした。1983年に「川越蔵の会」が結成され、電線の地中化や、重要伝統建造物群保存地区への選定を実現。商店と住民との交流を深める「まちゼミ」も積極的に行なっています。このほか、ITを活用して自然と人間が共生できる豊かな里山づくりを推進するNPOの存在など、川越は、住民参加による地域振興のモデルケースといっていいさまざまな活動を続けてきました。しかし、コロナ禍は、こうした地域振興のあり方に根本的な変革を迫っています。
今回のGlobal Digicon Salonでは、「川越まちゼミ」会長も務める川越市角栄商店街振興組合理事長の榎並和良さん、NPO法人 かわごえ里山イニシアチブ 代表理事の増田純一さん、Codience 代表の大石懐子さん、みやこ不動産の小野山まりさんをパネリストとしてお招きし、コロナ禍が川越の人々のワークスタイル、ライフスタイルにどのような影響を及ぼしているか、そして、これまで観光を中心に進められてきた地域振興にどのような発想の転換を迫っているのか、ポストコロナ社会を目指して新たな活路を見出すにはどうすればいいか、といったことについてディスカッションしていきたいと思います。

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