10/4(日)スティーブ・ジョブズ10回忌Global Digicon Salon開催。アップル製品と日本の伝統美学

9月28日(月)、NHKニュースウォッチ9「ジョブズ氏 ものづくりの原点」に、友人ビル・フェルナンデス家の食事会に招かれた中学生ごろのジョブズの写真が出ていました。ビルのお母さんが日本の新版画、川瀬巴水のコレクターで、ジョブズはそれを見て、自身も川瀬巴水をはじめとする日本の新版画コレクターになったのでした。アップル製品のものづくりの原点は、余計なものを徹底的に削ぎ落とし、究極のシンプルさを追求する日本の伝統的な美学にあったのです。10月4日(日)10:00〜12:00に開催する「201004_Global Digicon Salon 004〜Memories of Steve Jobs ② Bill Fernandez〜」では、ビル・フェルナンデス本人に「アップル製品の魅力と日本の伝統美学」というテーマについても詳しくお聞きします。有馬アナウンサーが「今、このコロナ禍でスティーブ・ジョブズが健在だったら、どんなことを語るのか、聞いてみたかった」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。お申込みは、こちらから(参加費無料)。↓

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10/4(日)スティーブ・ジョブズ10回忌「Global Digicon Salon 004〜Memories of Steve Jobs ② Bill Fernandez」開催

10月5日(月)に10回忌を迎えるスティーブ・ジョブズを偲んで、10月4日(日)10:00(日本時間)より、「Global Digicon Salon 004 〜Memories of Steve Jobs ② Bill Fernandez」を開催します。参加申込みは、こちらよりしてください(参加費無料)。↓
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ビル・フェルナンデスさんは、ホームステッド高校時代に、同級生のジョブズに幼馴染のウォズニアックを紹介しました。そして、設立まもないアップルコンピュータ社に正社員第一号として採用され、Apple I、Apple IIMacintosh開発に大きく貢献しました。そのビル・フェルナンデスさんをメインゲストとして、ジョブズとアップルの歴史を振り返るインタビューとパネルディスカッションをします。パネリストも、前回、Global Digicon Salon 003 〜Memories of Steve Jobs ① Daniel Kottke」に登壇いただいたリード大学時代の学友、ダン・コトケさんと、代表的なアップル関連書籍の著作、翻訳を数多く手がけてこられた林信行さんと大谷和利さんという豪華メンバーです。
コロナ禍は、間違いなく私たちのこれまでの生き方に根本的な変革を迫っています。そんな今だからこそ、「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ」(2011年に放送されたNHKスペシャルのタイトル)がどのように生き、どのように世界を変革していったのか? それを振り返り、私たちは今、何をすべきなのか? そのヒントを得ていただければ幸いです。

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10/4(日)Global Digicon Salon 004〜Memories of Steve Jobs ② Bill Fernandez〜開催

2020年10月4日(日)10:00〜12:00(日本時間)、2020年10月3日(土)18:00〜20:00(LA Time)、「Global Digicon Salon 004〜Memories of Steve Jobs ② Bill Fernandez〜」(参加費無料)を開催します。
お申込みは、こちらから。↓
2011年10月5日に亡くなってからまもなく10回忌を迎えるスティーブ・ジョブズを偲んで、ジョブズの青年期をよく知る貴重な証言者のひとりであるビル・フェルナンデスさんにインタビューをするとともに、パネルディスカッションをします。フェルナンデスさんは、クパチーノ中学校でジョブズと友人になり、一緒にホームステッド高校に進学。ジョブズに幼馴染のウォズニアックを紹介しました。そして、アップルコンピュータ社の1番目の正社員として採用され、Apple I、Apple IIMacintoshの開発、およびMacOSQuickTimeHyperCardのUI開発に貢献しています。ジョブズは、決して完璧な人間ではありませんでした。しかし、誰よりも強烈な情熱と確固たる意志をもって、まわりの優秀な人々をまきこみ、ついには「世界を変えた男」(NHKスペシャルのタイトル)になっていったのでした。その軌跡を振り返りながら、なぜジョブズは世界を変えることができたのか、その理由を探っていきます。パネルディスカッションは、ビル・フェルナンデスさんと、前回「グローバル・デジコンサロン 003 Memories of Steve Jobs ① Daniel Kottke」でインタビューさせていただいたダニエル・コトケさん、テクノロジージャーナリストの林信行さん、テクノロジーライターの大谷和利さんの4人で行います。
Zoomセミナー参加者の募集人数は100人です(ご注意:当日、先着順となっています)。チケット自体は100人以上発行いたします。もし、参加募集人数を超えて参加できなかった場合は、YouTube Liveでも配信しますので、そちらをご覧ください。
 
なお、「ジョブズとアップル」の真実についてじっくりと学ぶことのできる「ジョブズ&アップル研究会 第2期(2020年9月期)」「ジョブズ&アップル研究会 第3期(2020年10月期)」セミナーを9月26日(土)、10月10日(土)、10月17日(土)、10月24日(土)に開催します。こちらは、有償(5,000円/全3回 、2,000円/回)となりますが、この機会に「ジョブズとアップル」についてじっくり学び、自分の仕事や人生に生かしたいという方は、併せてご参加ください。こちらの参加申し込みは、以下のサイトから行ってください。
ジョブズ&アップル研究会 9.26(土)第2期③〜ジョブズの志を継ぐとは、未来社会を創造することである〜開催

9/19(土)「ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点」開催

2020年9月19日(土)10:00〜12:00「ジョブズ&アップル研究会 第2期② 〜ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点〜」セミナーを開催しました。
次回、9月26日(土)10:00〜12:00開催予定の「ジョブズ&アップル研究会 第2期③ 〜ジョブズの志を継ぐとは、未来社会を創造することである〜」のお申込み、および第3期生(2020年10月期生)のお申し込みはこちらから。↓

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ジョブズが言った「Think Different(発想を変える)」とは、原点に帰って、ものごとの本質から考え直すということでした。そして、アップルの原点とは、「人間は道具を作る生き物で、道具によって生まれもっての能力を劇的に増幅できる。その道具を作るのがアップルだ」ということわけです。つまり、コロナ禍の今、私たちがジョブズから学んでやるべきことは、「生命進化の原点」に帰ること。そして「増幅(Amplify)」すること。この2つなわけです。次に重要なことは、「道具」というのは、目に見えるものだけでなく、言語とか宗教、法律、国家、学校などもまた道具であり、使い勝手が悪かったり、問題がある道具だとすれば、もっと使い勝手のいい道具、問題のない道具に取り替えたほうがいいということです。多くの人たちは今、命の危険が迫っているのに、自ら動こうとしません。これは、韓国地下鉄放火事件やセウォル号沈没事故で、正常性バイアス多数派同調バイアスによって動こうしなかった犠牲者たちのようなものです。『RADWIMPS 18祭 2018』で1,000人の若者たちと「正解」を歌い上げ、若者に人気のあるミュージシャン、野田洋次郎は、コロナ禍の今、「どういう世界に本当に生きたいんだっけ」ということを考え直すべきじゃないかと言っています。生まれてすぐ実の親に捨てられたことに思い悩んでいた若き日のジョブズは、禅僧 知野弘文と出会い、「誰もが仏性を備えている。だから、ありのままの自分でいいのだ」と教えられ、心の安定を得ました。そして、「自分は悟りを開いた。Apple Iがその証拠だ」と言って弘文に見せていたのです。この事実が明らかにしたことは、ジョブズにとって、アップル社とその製品サービスは、すべて仏教の「悟り」の実践だったということです。ブッダは、「人間は炎のようなものだ」と言い、「人間を成り立たせているのは五蘊である」と説きましたが、それらは最新脳科学が解明した大脳の活動と見事に一致しています。そして、人間とは、最先端AIが準拠する複雑系科学の「混沌から秩序が生まれる不思議な現象」のひとつとして考えられるのです。ブッダは「炎」に例えましたが、ダビンチは、これを「水」に例えました。ジョブズブッダ、ダビンチに共通するのは、人間を自然現象のひとつとして捉え、「炎」や「水」のように、たえず流れつつ平衡を保つ「動的平衡」として捉えていたということです。アラン・ケイの「コンピュータはコミュニケーション・アンプリファイア増幅器)である。あらゆる産業はコミュニケーション産業である」という言葉を発展させ理論化した「CAS(Communication Amplifier System)」理論は、国家や法律、マネー、資本主義も含め、あらゆる人間活動をコミュニケーション活動として捉え、何が何をどうアンプリファイア(増幅)しているか、していないかという観点から分析していきます。それにより、私たちがコロナ禍で直面している日本の国家、企業、学校の問題点がどこにあるかが明らかになり、どうデザインし直せばいいかが見えてくるのです。コミュニケーションには3つの形態があります。ひとつは「ゼロ・コミュニケーション(孤独死無縁社会)」。ふたつめは「一方向コミュニケーション(命令・いじめ・ハラスメント・詐欺・暴力・犯罪、命令社会)」。みっつめは「双方向(共感)コミュニケーション(幸福・豊かさ、会話社会)」。そして、「業績がいい悪い」「景気がいい悪い」「幸福度が高い低い」ということと「双方向(共感)コミュニケーション」量が多い少ない、ということの間には、明白な相関関係があるのです。そして、「CAS」理論は、最先端AIコンピュータにかけることによって、天気予報のように人間社会の動向を分析・予測できることを目指しているのです、と述べて講義を終えました。

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9/19(土)「ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点」開催

9/19(土)10:00〜12:00「ジョブズ&アップル研究会 第2期②〜ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点」を開催します。
参加お申し込みは、こちらから↓
 
今、世界中がコロナ禍に襲われ、多くの国家、企業、学校、家族、個人が破産しようとしています。もはや既存の常識はまったく通用しません。自分の仕事やライフスタイル、自分が暮らしている社会環境を抜本的に変えなければなりません。では、具体的にどうすればいいのか?
一言でいうと「Think Different & CAS」。「Think Different(発想を変える)」ということと、「CAS(Communication Amplifier System」理論を身につけること。そして、自分自身および社会環境の抜本的な改革に向けて具体的にアクションを起こしていくことです。
まず「Think Different」ですが、これは、1997年に倒産寸前だったアップルに復帰したスティーブ・ジョブズが、瞬く間にアップルをV字回復させ、ついには時価総額世界一企業にまで成長させた「魔法の言葉」であり「魔法のメソッド」です。世界中がクラッシュしようとしている今、まさにこの「Think Different」にこそ、危機脱出の鍵があります。
次に「CAS(Communication Amplifier System」理論。これは、「パーソナルコンピュータの父」アラン・ケイの言葉、「コンピュータはコミュニケーション・アンプリファイア増幅器)である」という言葉を、AI時代に必須とされる最先端の思考法、「システム思考」にまで発展させたものです。
9/19(土)10:00〜12:00に開催する「ジョブズ&アップル研究会 第2期②〜ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点〜」では、まず、私たちが今、危機的状況の中で「正常性バイアス」「多数派同調バイアス」によって、自ら考え、行動できなくなっていること。そして、「どうすれば、こうした危機的状況の中で、間一髪、生き延びることができるか?」という話をします。答えは、一言でいえば、「野生の本能」「動物的直感」に目覚めること。そこにジョブズブッダとダビンチに共通する出発点があります。あくまで出発点です。では、その先、どうしたらいいか? ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
■日時
・第2期① 2020年9月5日(土) 10:00〜12:00
 新型コロナ危機をジョブズの「Think Different」でどう乗り切るか?
・第2期② 2020年9月19日(土)10:00〜12:00
 ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点
・第2期③ 2020年9月26日(土) 10:00〜12:00
 ジョブズの志を継ぐとは、未来社会を創造することである
■参加費
・第2期② 9月 19日(土)  2,000円
・第2期生 全3回 (①②③) 5,000円(第2期①は録画映像の視聴となります)
・第3期生 全3回前売り   4,000円(前売り期間は9月25日(金)までとなります)
・第1期 全3回 (録画映像) 6,000円
参加お申し込みは、こちらから↓

9/13(日)Memories of Steve Jobs ① Daniel Kottke開催

2020年9月13日(日)10:00〜12:00「Global Digicon Salon 003〜Memories of Steve Jobs ① Daniel Kottke〜」を開催します。
参加申込みはこちらから(参加費無料)↓
https://global-digicon-salon-003.peatix.com/
ダニエル・コトケ 氏は、リード大学時代にジョブズ の友人となり、一緒にインド旅行をし、ジョブズ の自宅ガレージでApple Iの組み立てとテストを行い、12番目のアップル正社員となってApple II、Apple III、MacintoshHyperCardの開発プロジェクトに多大な貢献をしました。しかし、「Times」誌の「リサはジョブズ の子か?」という問い合わせに対して、正直に「Yes」と答えたことで、社員の面前でジョブズ に罵倒され、25年間も絶交されるなど、草創期のジョブズ の負の側面についても嫌というほど体験した人です。当日は、世界最高のプレゼンとして名高い「スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ」を振り返りながら、そこで語られていることの背景にどのような事実、意味があったのかを探っていきます。もうすぐ9回忌を迎えるジョブズ の人物像、歴史的インパクトを知る絶好の機会です。募集人数は100人。「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ 」について、その真実を知りたいという人は、お早めにお申込みください。

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9/5(土)「新型コロナ危機をジョブズの「Think Different」でどう乗り切るか?〜」セミナーを開催

2020年9月5日(土)10:00〜12:00「ジョブズ&アップル研究会 第2期① 〜新型コロナ危機をジョブズの「Think Different」でどう乗り切るか?〜」セミナーを開催しました。
次回、9月19日(土)10:00〜12:00開催予定の「ジョブズ&アップル研究会 第2期② 〜ジョブズの「悟り」とブッダ/レオナルド・ダビンチの驚くべき共通点〜」のお申込み、および第2期生(2020年9月期生)、第3期生(2020年10月期生)のお申し込みはこちらから。↓
https://jobs-apple-college-2009-2.peatix.com/
「Think Different(発想を変える)」とは、原点に帰って、ものごとの本質から考え直すということです。そして、アップルの原点とは、「人間は道具を作る生き物で、道具によって生まれもっての能力を劇的に増幅できる。その道具を作るのがアップルだ」ということでした。つまり、「生命進化の原点」に帰ること。そして「増幅(Amplify)」すること。この2つが重要なわけです。ジョブズは、コンピュータ業界のロック・スターでした。偉大なアーティストだったのです。ジョン・レノンは「Power to the People」と高らかに歌いあげましたが、ジョブズはそれに答えるかのように「Computer Power to the People」を実現していったのです。アラン・ケイは、「コンピュータはCommunication Amplifierである」と言いました。そして、アラン・ケイの思想を継承したアップル製品には、この「CommunicationをAmplifyされる感覚」、つまり、「このマシンとは会話ができる、楽しい、ワクワクする、感動する」という要素がふんだんに盛りこまれているのです。このアラン・ケイの言葉に啓発された「システム理論」が「CAS(Communication Amplifier System)」理論です。「CAS理論」のポイントは、「同期すること。それが増幅を生み出す」「感動・共感が経済活性化の原動力である」というところにあります。その実例は、古代エジプトに空前の繁栄をもたらした女王、ハトシェプスト神殿の壁画から読み解くことができます。今日の名古屋の繁栄をもたらしたのは尾張藩主、徳川宗春の大盤振る舞いでした。実はファシズムポピュリズムもこの「同期」を悪用するところから生まれます。オバマの「Yes, We Can」もトランプの「America First」も人々を同期させる点は共通しているのです。コロナ禍は、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、フィンランド サンナ・マリン首相といった女性リーダーの優れた「CAS」デザイン力を証明しました。実は、進化の担い手は「女、子ども」であって、古来、頭の硬くなった雄ザルどもではなかった可能性が高いのです。アラン・ケイが発明しようと考えたパーソナルコンピュータ、すなわちDynaboookは「すべての年齢の子供ごころを持った人たち」のためのものでした。好奇心が強く、既成概念にとらわれずに、ありのままをありのままとして受け入れられる「Children of All Ages」。音楽は、現代社会では「余暇」、すなわち「余った暇な時間にやること」と考えられていますが、これは大間違いです。「メロディック・イントネーション・セラピー」が証明したのは、音楽が人間にとって本質的に大切なものであり、優れた芸術(音楽・絵画・演劇・映画・アニメetc.)を堪能しない人には、早期認知症になる老後が待っている可能性が高い、といって講義を終えました。

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