4/16(日)原宿ストリート・ファッション情報誌『FRUiTS』編集長の青木正一さん講演会

世界に原宿ファッションを知らしめた原宿ストリート・ファッション情報誌『FRUiTS』を手がけた青木正一さんとプルーストの研究者、芳野まいさんとの対談。4月16日(日)17時より青山スパイラルルームにて。

 

装談 015
Tokyo Fashion Dialogos #01 「記録と記憶」

2017年4月16日(日)17時開催@スパイラルルーム

Tokyo Fashion Dialogosは、マルセル・プルーストの研究で知られる芳野まい氏を案内役に、多彩なゲストとの対話を通じて、ファッションへの思考を深めていく会です。

第1回目のゲストはストリート編集室の青木正一さん。青木さんは『STREET』や『FRUiTS』といった国内外のストリートファッションを紹介する雑誌を手掛け、そのムーブメントを精彩に記録してきました。特に1996年に創刊された『FRUiTS』は、原宿に集まる若者たちのファッションにフォーカスすることで、国内外において広く注目されることに。昨年12月をもって紙媒体による月間発行を終了したというニュースは記憶に新しいところですが、その20年間の歴史において何を記録してきたのでしょうか。

まず最初に、「記録」と「記憶」を考える際の古典といわれるマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』を芳野氏が紹介。それをきっかけに、2人の対話が始まります。

参加者の皆さまとも対話を重ね、知識と思考を集合的に深めていく会にしたいと思っています。Tokyo Fashion Dialogosでの知的な思考の交流を、お楽しみください。

ゲストプロフィール
青木正一(ストリート編集室/レンズ株式会社代表)
1955年、東京生まれ。1985年にロンドン、パリなど海外のストリートファッションを紹介する雑誌『STREET』を発行。同誌はファッションスナップの先駆けとなる。その後、1996年に『FRUiTS』、2004年に『TUNE』を発行し、東京の若者たちのファッションを継続的に記録している。現、ストリート編集室/レンズ株式会社代表。 http://www.street-eo.com/

案内役プロフィール
芳野まい
フランス20世紀初頭の作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』を読み、フランス語・フランス文学の研究を志す。小説・映画の中のファッションについて研究。東京成徳大学経営学部 経営学科ファッションビジネスコース 准教授。 一般財団法人セゾン現代美術館 /主席研究員・理事。 NHKフランス語講座「ファッションをひもとき、時を読む」講師。

*dialogos 対話 たいわ
広義には2人以上の人物間の思考の交流をいい、広く文学的表現法として用いられるが、特に哲学では問答によって哲学的主題を追究していく形式。プラトンをはじめ、古代ギリシア・ローマ哲学で用いられ、中世、近世でも、宗教、政治、経済などの論争的思想の表現として対話形式がとられた。(「コトバンク ブリタニカ百科事典」より)

詳細

日時 
2017年4月16日(日)17時~18時30分

会費 
一般 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円  学生 前売1,000円(Peatixにて) 当日1,500円 

会場
スパイラルルーム(スパイラル9F)※スパイラル館内のエレベーターで9階までお上がりくださいませ。
東京都港区南青山5-6-23
地下鉄表参道駅 B1、B3出口すぐ
http://www.spiral.co.jp/a_map/

お申し込み先
contact@fashionstudies.org
「Tokyo Fashion Dialogos #01」への参加の旨とお名前、ご連絡先(メールアドレス)、ご所属を明記してお申し込みをお願いします。
※前売はPeatixにて承っております。前売で申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。また申込メールもあわせてお願い致します。

前売のお申し込みはこちらから
http://peatix.com/event/238912

Tokyo Fashion Dialogosは装いに関するトピックスを語る会「装談」の1シリーズです。
装談 015
主催:Fashion Studies http://fashionstudies.org/
協力:スパイラルスコレー http://spiralschole.com/

企画:篠崎友亮(Fashion Studies)

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「第198回デジコンサロン ホロス2050 〜未来・予測・創造・プロジェクト〜 始動」開催

 2017年3月28日(火)御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて「第198回デジコンサロン ホロス2050 〜未来・予測・創造・プロジェクト〜 始動」を開催しました。
 「ホロス(Holos)」とは、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』(NHK出版)で予言した「地球全体が、全人類の集合的知能と全マシンの集合的行動が結び付いた“超生命体”になる未来」のこと。「ホロス2050」は、この「ホロス(Holos)」が21世紀の折り返し点である2050年にどうなっているか、暗いデストピアになっているのか、それとも明るいユートピアになっているのか、できるだけ精緻に予測し、よりよい未来社会の創造に向けて、一歩、一歩、課題解決をしてゆく「未来・予測・創造・プロジェクト」。講演では、発起人の3人が、「ホロス2050」とは何か? 何故、始めようと思ったのか? 何を目指しているのか? 年12回の講演会「ケヴィン・ケリーの12章」の具体的な内容と成果目標はどのようなものか? 何故、デジハリが「ホロス2050」に協賛し、どんな展開を目指しているか、といったことを話しました。そして、その講演を受けて、参加者の皆さんが6人ずつのテーブル・ディスカッションを展開。テーブルごとに、どんなテーマについてどのような議論をしたかを報告しました。二次会は、いつもの「きやり」。楽しい会話に花を咲かせた後、みなさんで一緒に「集合写真」を撮りました。
 YouTubeに3人の発起人の講演動画をアップしました。関心のある方はぜひご覧になってみてください。
 
170328 Digicon Holos2050 Takagi Toshihiro
2017年3月28日(火)御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて開催した「第198回デジコンサロン ホロス2050 〜未来・予測・創造・プロジェクト〜 始動」における高木利弘のプレゼン。ホロス2050とは? なぜホロス2050をやるのか?ホロス2050で目指すものとは? ケヴィン・ケリーの『<インターネット>の次に来るもの』(原題:THE INEVITABLE)が描く未来社会ホロス(Holos)が2050年にどうなっているか、それはデストピアなのか、それともユートピアなのかを、みんなで考えていこうというプロジェクト。その概要をご紹介しました。
 
170328 Digicon Holos2050 Hattori Katsura
2017年3月28日(火)御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて開催した「第198回デジコンサロン ホロス2050 〜未来・予測・創造・プロジェクト〜 始動」における服部桂のプレゼン。 ケヴィン・ケリーは『<インターネット>の次に来るもの』(原題:THE INEVITABLE)において、今の時代をどう読むべきか、未来をどう予測すべきかについて12のキーワードにまとめた。その12のキーワードをもとに「ホロス2050」では年12回の講演会を開催する。その成果として、ビジュアル・グラフィックスや四コマ漫画、「THE DEAD MEDIA」などを作っていければと思っている。
 
170328 Digicon Holos2050 Hashimoto Daiya
2017年3月28日(火)御茶ノ水デジタルハリウッド大学にて開催した「第198回デジコンサロン ホロス2050 〜未来・予測・創造・プロジェクト〜 始動」における橋本大也のプレゼン。 デジハリは学生ベンチャー創出数11位。海外留学生ももうすぐ全体の半分になる人気校。「ホロス2050」をデジハリでやりたい理由は、①未来の預言者と未来を担う学生の接点にしたい。②グローバルでイノベーティブな学生の拠点にし、TEDカンファレンスを超えるムーブメントを作っていきたい。③日本にもケヴィン・ケリーのようなビジョナリーを養成したい、の3つ。
 

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「第198回デジコンサロン ホロス2050〜未来・予測・創造・プロジェクト〜始動」開催

第198回「御茶ノ水デジコンサロン」のご案内

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■スピーチタイトル
ホロス2050〜未来・予測・創造・プロジェクト〜始動
 
■スピーチ概要
『WIRED』創刊編集長のケヴィン・ケリーは、世界的なベストセラーとなった話題作『<インターネット>の次に来るもの』の中で、「やがて地球全体が、全人類の集合的知能と全マシンの集合的行動が結び付いた“超生命体”になる未来=ホロス(Holos)がやってくるであろう」と予測しました。そのケヴィン・ケリーが来日し、デジタルハリウッド大学で記念講演を行ったのを契機に、同書の翻訳者である服部桂、デジコンサロン世話人代表の高木利弘、デジタルハリウッド大学教授の橋本大也の3人は、ケヴィン・ケリーの志を継いで、この「ホロス」が、21世紀の折り返し点である2050年の時点で、一体どのような形で、どこまで実現しているのか、あるいは実現していないのか、可能な限り精緻に予測するとともに、過去・現在を冷静に見据えることによって、よりよい未来社会の創造を目指すプロジェクト「ホロス2050」を立ち上げることにしました。講演では、この「ホロス2050」をスタートするにあたり、12回連続講演会をはじめ、一体どのようなことを目標にかかげ、どのような実験的プロジェクトを行っていこうとしているのか、ご紹介させていただくとともに、皆さんとディスカションをさせていただきたいと思っています。
 
【「ホロス2050」12回連続講演】(2017年4月より毎月開催予定)
第1回 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく) 
第2回 人工知能の現在/COGNIFYING(認知化していく)
第3回 コンテンツ産業の変容/FLOWING(流れていく) 
第4回 グーテンベルクの終焉/SCREENING(画面で読んでいく)
第5回 所有権よりアクセス権/ACCESING(アクセスしていく)
第6回 ポストマネー、ポスト近代/SHARING(共有していく) 
第7回 情報過多時代の人生論/FILTERING(フィルターしていく)
第8回 さよならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)
第9回 VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)
第10回 監視社会とプライバシー/TRACKING(追跡していく)
第11回 21世紀の知の行方/QUESTIONING(疑問を生んでいく)
第12回 ホロス2050のまとめ/BEGINNING(始まっていく) 
 
■ゲストスピーカー
服部桂(はっとり かつら)氏
ケヴィン・ケリー『テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?』『<インターネット>の次に来るもの』翻訳者。
 
高木利弘(たかぎ としひろ)氏
株式会社クリエイシオン代表取締役。元『MACLIFE』編集長。
 
橋本大也(はしもと だいや)氏
デジタルハリウッド大学教授。メディアライブラリー館長。
 
■日  時 2017年3月28日(火)19:00から
 
■受付開始 18:30
 
■会  場 デジタルハリウッド大学大学院駿河台キャンパス 3F メディアライブラリー(図書館)
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア デジタルハリウッド
ご注意)御茶ノ水ソラシティ正面右側の入口から入ります。
 
 JR「御茶ノ水駅」(聖橋口)より徒歩1分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結、
 丸ノ内線御茶ノ水駅」より徒歩4分
 住所・地図などは、 http://www.dhw.co.jp/company/access/ に案内がございます。
 
■定 員 40名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
 
■参加費 500円 (ソフトドリンク付き、懇親会は別途実費)
     参加費は当日徴収させていただきます。領収書は発行いたしません。
 
■懇親会 20:30くらいから1時間程度
 
■参加ご希望の方は、Facebookイベント告知ページ(https://www.facebook.com/events/1811087639155685/)で「参加」を表明してください。その際に、懇親会場の予約の都合がありますので、できましたら、懇親会への参加・不参加についてコメント欄に書き込んでおいてください。
もしくは、メールで、dgcsalon-reg@beingdigital.com まで、下記のように、お名前・ご所属・メールアドレスを記載の上、お申し込みください。併せて、懇親会への参加予定についてもお知らせください。
 
 第198回 デジコンサロン参加希望
 
 お名前:
 ご所属:
 メールアドレス:
 懇親会 参加する・参加しない
 
※デジコンサロンでは今後、Facebookでの告知や情報交換も行ってゆきます。登録をご希望される方は、Facebookアカウントもお知らせください。
※参加ご希望のお申し込みいただいた時点で、当日参加OKです。
※参加定員に達したことにより、お申し込みをお断りさせていただく場合がございます。その場合にはその旨、返信メールにてお知らせさせていただきます。
 
※ご不明な点は、dgcsalon-reg@beingdigital.com もしくは、Facebook 高木利弘(Toshihiro Takagi) https://www.facebook.com/toshihiro.takagi までお問い合せください。
 
■主  催:デジコンサロン
■協  力:デジタルハリウッド大学大学院
 
これまでのデジコンサロンの内容は http://beingdigital.com/digiconsalon/
でご覧いただけます。
 
■デジコンサロンとは
デジコンサロンは1996年5月、「デジタル・テクノロジーは、私たちの未来をより良い社会にするために活用されるべきだ」という考えに基づき、デジタル社会における社会変革や新しい文化の創造について広く議論する場として活動しています。
 
<デジコンサロン世話人会>  代表幹事 高木 利弘

林信行さんインタビュー「“iPhone 10年目”の先に待ち受ける未来」公開

「“iPhone 10年目”の先に待ち受ける未来」というテーマで林信行さんにインタビューしたTalkBookがiTunes Storeで公開されました。
2007年にジョブズが発表したiPhoneが、この10年で世界をどう変えたか、そして、これからのアップルと世界がどうなっていくのだろうか、ということについて、非常に示唆的なお話をしていただきました。

1. iPhoneは人々のライフスタイルを激変させた
2. iPadで逆転したデジタルデバイド
3. iPhoneとソーシャルは偽ニュースの蔓延ももたらした
4. ジョブズがいなくなってアップルはダメになったのか?
5.「テクノロジとリベラルアーツの交差点」が意味するもの
6. AIやIoTの発達がもたらす未来は明るいのだろうか?
7. 未来を予測する一番いい方法は自ら創ること

■“iPhone 10年目”の先に待ち受ける未来

http://apple.co/2nsemJO

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「第197回 デジコンサロン ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る」報告

2017年2月28(火)19:00より、御茶ノ水デジタルハリウッド大学院で「第197回 デジコンサロン ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る」を開催しました。
講師は、発達障害を抱える人にプログラミング、デザインを教える学校「GIFTED AGENT」を運営する河崎純真さん。
河崎さんは、発達障害を抱える人たちも含め、皆が安心して豊かに暮らせる社会を創れるようにと、社会OSとなるZEN OSを開発。ZEN OSは、ブロックチェーンを活用した独自通貨の発行機能、通貨の送受金を含むメッセンジャー機能、コミュニティ作成・運用機能、全体的な管理・運営機能を含んでおり、誰でも簡単に無料で自分が実現したいと望む社会を創ることができる。
講演では、カルフォルニア州副知事ギャビン・ニューサムが著した『未来政府』の「今の政府は、40年前のOSで動いているコンピュータのようなものだ。遅くて、処理できる問題の範囲もせまい。」を引用し、古いOSで動いている社会を変えるのは大変、それより新しいOSで動く社会を作るところから始めたほうが早い。レイ・カーツワイルが『シンギュラリティ』で描いた2045年未来社会には、国という概念が数十万から数百万に増えている。ブロックチェーンによって、今まで中央集権的にデータを全部管理していたものが、すべて非中央集権的なものに変わっていく。アフリカ諸国など国家の信用度が低い国々、マネーや土地登記、保険といった従来、厖大なセキュリティ・コストがかかっていた分野では、圧倒的に低コストで、かつ安全性の高いブロックチェーンへどんどん移行していく。電子政府先進国エストニアでは、会計士の仕事がなくなった。ZEN OSの競合としては、エストニアのマネジメントシステムを他の国に移植しようとするCountry OSや、ブロックチェーンを使ってボーダレスな国家を作ろうとするBITNATIONがあるが、ZEN OSはもっと小規模なコミュニティ向けを目指している。現在、岩手県遠野市地域再生プログラムに活用するプロジェクトが進行中である、といったことをお話いただきました。
河崎さんは、24歳。十代のころ、高校には行かずに、エンジニアとしてスタートアップをいくつも経験。このテーマに10年、20年、50年かけて取り組んでいきたいとのこと。実に頼もしい若者がいるものだと参加者一同感じ入りました。
二次会は、いつもの「きやり」。楽しい会話に花を咲かせた後、みなさんで一緒に「集合写真」を撮りました。

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第197回デジコンサロン ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る

第197回「御茶ノ水デジコンサロン」のご案内

 

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■スピーチタイトル

ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る

 

■スピーチ概要

人は、生まれながらにして様々な偏りを持っています。身体能力の偏り、知的能力の偏り、精神的発達の偏り、趣味嗜好の偏り、価値観の偏りなど。偏っているということは、特にこの日本では悪く見られてしまうことが多々ありますが、私はこの偏りこそが人間が持つ素晴らしい特徴だと考えており、2016年6月から「偏りを活かせる社会を創る」をテーマに発達障害を抱える人にプログラミング、デザインを教える学校「GIFTED AGENT」を運営しています。「GIFTED AGENT」では、発達障害を抱える人たちの能力の偏りを、才能として一生食べていけるスキルに落とし込むための研修を提供し、研修を通して身につけた能力・技能を発揮できる信頼のおける就職先の紹介サポートを行っています。そして、彼らも含め皆が安心して豊かに暮らせる社会を創れるように、社会OSとなる「ZEN OS」の開発を行っています。「ZEN OS」は、ブロックチェーンを活用した独自通貨の発行機能や、通貨の送受金を含むメッセンジャー機能、コミュニティ作成・運用機能、全体的な管理・運営機能を含み、誰でも・簡単に・無料で自分が実現したいと望む社会を創ることができるようになっています。「ZEN OS」は今、自治体の電子政府システとして導入に向けた準備が進められています。講演では、こうした私の活動をご紹介させていただくとともに、皆さんと一緒に「偏りを活かせる社会」を創るにはどうしたらいいか、議論を深めさせていただければと思っています。

 

◎ GIFTED AGENT

http://giftedagent.com/

◎ZEN OS

http://thezenos.com/

◎GIFTED COMMONS

http://gifted.vc/

◎「ZEN OS - OPEN ZEN COMMUNITY NETWORK」スライドシェア

https://www.slideshare.net/JunKawasaki/zen-os-open-zen-community-network

 

■ゲストスピーカー

河崎 純真(かわさき じゅん)氏

 

GIFTED AGENT LLC 代表。社会起業家。1991年10月16日生まれ(24歳)。子供時代に、母親がアスペルガー症候群の診断を受け、障害者だからという理由で才能を活かすことが出来ない社会に問題意識を持つ。高校同等程度認定試験を中学卒業と同時に取得。 中学卒業後からエンジニアの知識を活かして働き始め、FXや株の自動売買システムや、物流ポータルサイトの開発運用、医療法人でのクラウド電子カルテの開発などを行う。17歳の時にTwitterの魅力に触れ、Q&AなうというリアルタイムQ&Aサービスのベンチャーに参画。18歳の時にOKWaveへ3,000万円で事業を売却。慶應義塾大学に入学後、創業メンバーのひとりとして1,800万人のユーザーを持つ「Tokyo Otaku Mode」をはじめ複数のITベンチャーの立ち上げ、事業売却、役員業務等に携わる。現在は、発達障害を抱える人にプログラミング、デザインを教える学校「GIFTED AGENT」を運営。また、誰でも社会を創れる仕組みとして「ZEN OS」の開発を行っており、「社会を変える」のではなく「社会を創ること」で「発達障害を抱えている人」の問題を解決したいと考えている。

 

■日  時 2017年2月28日(火)19:00から

 

■受付開始 18:30

 

■会  場 デジタルハリウッド大学大学院駿河台キャンパス 3F E05-06教室

東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア デジタルハリウッド

ご注意)御茶ノ水ソラシティ正面右側の入口から入ります。

 

 JR「御茶ノ水駅」(聖橋口)より徒歩1分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結、

 丸ノ内線御茶ノ水駅」より徒歩4分

 住所・地図などは、 http://www.dhw.co.jp/company/access/ に案内がございます。

 

■定 員 40名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

 

■参加費 500円 (ソフトドリンク付き、懇親会は別途実費)

     参加費は当日徴収させていただきます。領収書は発行いたしません。

 

■懇親会 20:30くらいから1時間程度

 

■参加ご希望の方は、Facebookイベント告知ページ(http://bit.ly/2liohQZ)で「参加」を表明してください。その際に、懇親会場の予約の都合がありますので、できましたら、懇親会への参加・不参加についてコメント欄に書き込んでおいてください。

もしくは、メールで、dgcsalon-reg@beingdigital.com まで、下記のように、お名前・ご所属・メールアドレスを記載の上、お申し込みください。併せて、懇親会への参加予定についてもお知らせください。

 

 第197回 デジコンサロン参加希望

 

 お名前:

 ご所属:

 メールアドレス:

 懇親会 参加する・参加しない

 

※デジコンサロンでは今後、Facebookでの告知や情報交換も行ってゆきます。登録をご希望される方は、Facebookアカウントもお知らせください。

※参加ご希望のお申し込みいただいた時点で、当日参加OKです。

※参加定員に達したことにより、お申し込みをお断りさせていただく場合がございます。その場合にはその旨、返信メールにてお知らせさせていただきます。

 

※ご不明な点は、dgcsalon-reg@beingdigital.com もしくは、Facebook 高木利弘(Toshihiro Takagi) https://www.facebook.com/toshihiro.takagi までお問い合せください。

 

■主  催:デジコンサロン

■協  力:デジタルハリウッド大学大学院

 

これまでのデジコンサロンの内容はhttp://beingdigital.com/digiconsalon/

でご覧いただけます。

 

■デジコンサロンとは

デジコンサロンは1996年5月、「デジタル・テクノロジーは、私たちの未来をより良い社会にするために活用されるべきだ」という考えに基づき、デジタル社会における社会変革や新しい文化の創造について広く議論する場として活動しています。

 

<デジコンサロン世話人会>  代表幹事 高木 利弘

ラスコー展とクラナーハ展

4日、上野に行って、ラスコー展とクラナーハ展をはしごする。
今から2万年前、真っ暗な洞窟の奥深くにまで入って、ランプの明かりを頼りに600頭もの動物を描いた人々がいた、ということの驚き。なんらかの呪術的な思いを込めて描いたのだろうけど、躍動感あふれる数々の動物の姿からは、描くことそのものの喜びみたいなものがストレートに伝わってきた。
クラナーハ展では、「ヴィーナス」「ルクレツィア」「ユディット」「正義の寓話」など、クラナーハならではのエロティシズム漂う作品群の素晴らしさもさることながら、ルターが起こした宗教改革の意味を生き生きと伝える「9月聖書」の挿絵を見ることができたのが最大の収穫だった。若き日のルターの精悍な顔つき、そして革命家らしい力強い風貌のルターとそれに負けず劣らず力強い風貌の妻カタリナ・フォン・ボラ(彼女は元修道女。当時も今も、カトリックの教義では、修道士と修道女の結婚はスキャンダル以外の何物でもない)の肖像画を見ることができたのも、すごくよかった。加えて、クラナーハがデューラーと双璧をなす銅版画の名手であったこと。お互いにお互いをライバル視しつつ、技術的にはデューラーのほうが上だが、作品に漂う色気という点ではクラナーハのほうが上手で、デューラーがそれに嫉妬していたらしいこと、そして、銅版画が出版技術ともども、思想や政治的主張の拡散に大いに役立つ、当時最先端のIT(インフォメーション・テクノロジー)であったということが、ビシビシと伝わってきた。