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「第197回 デジコンサロン ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る」報告

2017年2月28(火)19:00より、御茶ノ水デジタルハリウッド大学院で「第197回 デジコンサロン ブロックチェーンを活用して「偏りを活かせる社会」を創る」を開催しました。
講師は、発達障害を抱える人にプログラミング、デザインを教える学校「GIFTED AGENT」を運営する河崎純真さん。
河崎さんは、発達障害を抱える人たちも含め、皆が安心して豊かに暮らせる社会を創れるようにと、社会OSとなるZEN OSを開発。ZEN OSは、ブロックチェーンを活用した独自通貨の発行機能、通貨の送受金を含むメッセンジャー機能、コミュニティ作成・運用機能、全体的な管理・運営機能を含んでおり、誰でも簡単に無料で自分が実現したいと望む社会を創ることができる。
講演では、カルフォルニア州副知事ギャビン・ニューサムが著した『未来政府』の「今の政府は、40年前のOSで動いているコンピュータのようなものだ。遅くて、処理できる問題の範囲もせまい。」を引用し、古いOSで動いている社会を変えるのは大変、それより新しいOSで動く社会を作るところから始めたほうが早い。レイ・カーツワイルが『シンギュラリティ』で描いた2045年未来社会には、国という概念が数十万から数百万に増えている。ブロックチェーンによって、今まで中央集権的にデータを全部管理していたものが、すべて非中央集権的なものに変わっていく。アフリカ諸国など国家の信用度が低い国々、マネーや土地登記、保険といった従来、厖大なセキュリティ・コストがかかっていた分野では、圧倒的に低コストで、かつ安全性の高いブロックチェーンへどんどん移行していく。電子政府先進国エストニアでは、会計士の仕事がなくなった。ZEN OSの競合としては、エストニアのマネジメントシステムを他の国に移植しようとするCountry OSや、ブロックチェーンを使ってボーダレスな国家を作ろうとするBITNATIONがあるが、ZEN OSはもっと小規模なコミュニティ向けを目指している。現在、岩手県遠野市地域再生プログラムに活用するプロジェクトが進行中である、といったことをお話いただきました。
河崎さんは、24歳。十代のころ、高校には行かずに、エンジニアとしてスタートアップをいくつも経験。このテーマに10年、20年、50年かけて取り組んでいきたいとのこと。実に頼もしい若者がいるものだと参加者一同感じ入りました。
二次会は、いつもの「きやり」。楽しい会話に花を咲かせた後、みなさんで一緒に「集合写真」を撮りました。

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