3/21(日)物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!」開催

日本時間で2021年3月21日(日)10:00〜12:00、米国西海岸の夏時間で2021年3月20日(土)18:00〜20:00、第9回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!」を開催します。お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓

来月(2021年4月)から全国TV放送が始まるアニメ&実写番組「やくならマグカップも」( https://yakumo-project.com/ )は、ちょっと変わった経緯で誕生しています。今から10年前、岐阜県多治見市で地元有志や企業が集まってスタートした「街を元気にしよう」というプロジェクト。その一環として、地元IT企業の株式会社プラネットが、2012年から自社のフリーペーパーに連載を開始した「女子高校生×陶芸」を題材にしたコミックが原作なのです。伝統工芸品「美濃焼」の産地のひとつとして知られる岐阜県南東部のまち・多治見市を舞台に、4人の女子高校生が陶芸の魅力に夢中になっていく青春ストーリー。このコミックに魅了されたファンのひとりが、「ちびまる子ちゃん」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」「はいからさんが通る」など数々の名作・ヒット作で知られる日本アニメーションに入社し、企画提案をしたところ、「これはいい」ということになって、日本全国TV配信はもちろん、全世界に向けて配信し、多治見市の活性化、世界有数の「セラミックバレー」化を実現しようという一大プロジェクトに発展したのです。何故、そのようなスケールの大きなストーリーが誕生したのか? 実は、このプロジェクトには影の仕掛け人がいます。「東京ディズニーランド」を舞浜に誘致した、今は亡き伝説の名プロデューサー堀貞一郎(1929-2014)です。あのウォルト・ディズニー・カンパニーのそうそうたる役員たちに、あっという間に魔法をかけて、ファンタジーの世界に引きずり込んで、既に別の場所に決まっていた誘致先を舞浜に変えさせた。その堀貞一郎の「感動を呼ぶプレゼンテーション」「卓越したビジョン」がこのプロジェクトの底流に流れているのです。今回は、ホリテーマサロン テーマシティ研究会主宰者の小山敬治さん、堀貞一郎の孫で余暇通信社取締役の山岡禎幸さん、プラネット代表取締役会長の小池和人さん、日本アニメーションメディア部部長の井上孝史さんにお集まりいただき、「地域活性化の鍵となる“物語パワー”とは一体どのようなものなのか?」といったテーマでディスカッションしたいと思います。

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■「やくならマグカップも-やくもの放課後-」ティザーPV