10/17(土)「Think Different/CAS理論」的な組織マネジメント」」開催

2020年10月17日(土)10:00〜12:00「ジョブズ&アップル研究会 第3期②〜Think Different/CAS理論」的な組織マネジメント〜」を開催しました。 次回、10月24日(土)10:00〜12:00開催予定の「ジョブズ&アップル研究会 第3期③ 〜「Think Different/CAS理論」的日本再生計画〜」のお申込み、および「第3期生(2020年10月期生)」「第4期生(2020年11月期生)前売り」のお申し込みはこちらからしてください。↓
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今回取り上げたテーマは、「①アップル復活「Think Different」組織マネジメント」「②ピラミッド型組織から水平分散ネットワーク型組織へ」「③優れた「CAS」リーダーとは?」の3つでした。「①アップル復活「Think Different」組織マネジメント」では、「Think Different」は、単なる広告キャンペーンだったのではなく、倒産寸前だったアップルを原点に戻って根本から作り変える組織マネジメントだった。ジョブズは社内ミーティングで、製品ライン、流通ラインは画期的にシンプルなものに整理する。マーケティングは、私にとってアップルの中心的な価値観そのものである。アップルの中心的な価値観とは、情熱を持った人々が世界をよりよく変えられるということであり、世界を変えられると思うほどクレージーな人こそが、本当に世界を変えることができると自分は信じていると語った。ジョブズは、各社員へのヒアリングを通じて、以前の上司が全く評価していなかったジョナサン・アイブの傑出した才能と彼が描いたiMacの絵コンテを発見。アップルを「Think Different」組織マネジメントによって見事に復活させたのだった。「②ピラミッド型組織から水平分散ネットワーク型組織へ」では、倒産寸前だった老舗旅館に巣食っていた「ヒエラルキー構造・情報格差・派閥」を全員にタブレットを配布、いつでもどこでも誰でも情報共有できるようにすることで一掃。スタッフのモチベーションをアップすることで、魅力的な旅館へと大変身させ、さらに、週休二日、三日を断行し、ワークライフバランスを実現。コロナ禍も、リピーター(ファン)に支えられて持ちこたえているというエピソードを紹介。「③優れた「CAS」リーダーとは?」では、ラグビーW杯2015で世紀の番狂わせと言われた南アフリカ勝利をもたらしたエディー・ジョーンズ日本代表コーチが高校生を指導、見事、大学チームに勝利するまでを描いた「奇跡のレッスン」を紹介。大切なのは「声のエナジー」であり、「チームの中で自分が果たすべき役割を伝えるだけでなく、はっきり理解させることが大事だ」「日本一の練習をしたものだけが日本一になれる」という珠玉のメッセージこそが、「Think Different/CAS理論」的な組織マネジメント」であるという話をしました。10月24日(土)に開催する「ジョブズ&アップル研究会 第3期③〜Think Different/CAS理論」的日本再生計画〜」では、ジョブズの「世界を変えられると思うほどクレージーな人こそが、本当に世界を変えることができる」をどう日本再生計画に生かしたらいいかについてお話します。

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