Memex(メメックス)=記憶拡張機」のアイデアがITのルーツです!!

12/10(月)インターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバートThe DEMO 50周年「IT25・50」シンポジウム(https://it2550.peatix.com/)まであと11日となりました。
【エピソード③】<「Memex(メメックス)=記憶拡張機」のアイデアがITのルーツです!!>
IT(情報技術)のルーツは、19945年にヴァネヴァー・ブッシュが「As We May Think(思うがままに)」という論文で発表した「Memex(メメックス)」=「MEMory EXtender(記憶拡張機)」というアイデアです。ダグラス・エンゲルバートは、この論文に啓発されて、コンピュータで知識を誰でも入手できるようにしようと、ハイパーテキストやネットワークコンピュータ、そしてマウスに代表される「GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)」を開発したのでした。ハイパーテキストは、1965年にテッド・ネルソンが生み出した言葉ですが、ゼロックスのNoteCardや、アップルのHyperCardなどを経て、1990年12月に、ティム・バーナーズ=リーNEXTSTEP上で開発したWorldWideWebに結実。ティム・バーナーズ=リーが、社会全体への貢献を第一に考え、WWWの特許を一切取得せず、使用料も徴収しなかったことと、1993年1月、当時21歳だったマーク・アンドリーセンが、テキストとグラフィックスを同時に表示できるWebブラウザMosaic(モザイク)を開発したことがきっかけとなって、World Wide Webの爆発的普及とインターネット商用化が本格的に始まったのでした。

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