9/26(日)「Global Digicon Salon 014 NFTはアーティストの救世主となるか?」開催

日本時間(JST)で2021年9月26日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間(UTC)で2021年9月25日(月)18:00〜20:00、第14回めとなる 「Global Digicon Salon 014 NFTはアーティストの救世主となるか?〜単なるマネー・バブル? それとも新しい文化創造?」を開催します。お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)というのは、これまで複製が容易と考えられてきたデジタルのアート作品を、ブロックチェーン技術によって希少な「一点もの」にすることによって、オークションで高値で売買したり、ファンがアーティストを応援する新しい仕組み作りを可能にする「偽造不可の鑑定書・所有証明書付きデジタルデータ」のことです。2021年3月に、世界最大のオークション「クリスティーズ」で「毎日:最初の5000日」(Beeple作)というアート作品が6,935万ドル(約75億円)で落札されたり、ツイッター創始者ジャック・ドーシー氏が自身の最初のツイートを290万ドル(約3億1960万円)で販売したりしたことで、大きな注目を集めました。今回の「Global Digicon Salon 014」では、2021年4月に音楽印税のNFT取引所をプレオープンした株式会社ロイヤリティバンクの取締役副会長NFT事業統括の前田融さんをはじめ、フリーランス ITジャーナリスト兼コンサルタント林信行さん、URL(ユニバーサルリサーチラボ)代表の 浦野真理さん、株式会社ダブルベース代表取締役の浜崎克司さんをお招きして、「NFTとは何か?」「NFTの可能性と課題とは?」「どうすればNFTでアート作品を売買できるのか?」「NFTは単なるマネーバブルにすぎないのか?」「それとも新しい文化創造の原動力となりえるのか?」といったことについてディスカッションしたいと思います。

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8/16(月)マスメディアからソーシャルメディアへ〜個人史で振り返る激動の半世紀

日本時間(JST)で2021年8月16日(月)20:00〜22:00、米国西海岸時間(UTC)で2021年8月16日(月)04:00〜06:00、第13回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 013」を開催します(いつもと異なり月曜日の午後8時からとなりますので、ご注意ください)。
お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
https://global-digicon-salon-013.peatix.com/
テーマは「マスメディアからソーシャルメディアへ〜個人史で振り返る激動の半世紀」です。この半世紀は、人類史上まれにみる激動の時期でした。一日一日の変化は僅かなため、なかなかその事実に気づきにくいのですが、たとえば、前回の東京オリンピックが開催された1964年のころ、メディアの主役は新聞でした。そして、この「東京オリンピック1964」を契機に、多くの人々がテレビを購入し、以来、マスメディアの主役は、新聞からテレビへと大きく変わっていったのです。では、今回、コロナ禍によって1年延期され、2021年に開催された「東京オリンピック2020」の場合はどうでしょうか? 今や、新聞やテレビでその速報を知るという人は、ほとんどいなくなりました。メディアの主役はスマートフォンとなり、いつでもどこでもスマートフォンを持ち歩き、頻繁にチェックするソーシャルメディア上で速報を知るという人が圧倒的大多数となったのです。こうしたマスメディアからソーシャルメディアへといった劇的なパダライムシフトを引き起こしたものは何でしょうか? いうまでもなくパーソナルコンピュータ、インターネット、スマートフォンといった一連の革新的な情報技術がもたらした、いわゆる「IT革命」です。今回の「Global Digicon Salon 013」では、つねにこの「IT革命」の最前線で活躍してきたKanda News Network Inc.代表の神田敏晶さんと、そうした神田さんの生き方をよく知るデジタルハリウッド大学教授の橋本大也さんとともに、「神田さんの個人史で振り返る激動の半世紀」についてディスカッションしていきます。そして、ソーシャルメディアがさらに大きく発展しようとしている中、我々ひとりひとりはどうこの新しいメディアに関わっていったらいいのかということについて考えていきたいと思います。

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7/25(日)創造力あふれる人材育成をめざして〜ADE報告

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日本時間(JST)で2021年7月25日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間(UTC)で2021年7月24日(土)18:00〜20:00、第12回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 012」を開催します。
お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
テーマは「創造力あふれる人材育成をめざして〜ADE(Apple Distinguished Educator)活動報告」です。ADE( https://www.apple.com/jp/education/k12/apple-distinguished-educator/ )は、Appleが1994年に創設した教育者向けのプログラムです。Appleのテクノロジーを活用して教育現場の変革に努める初等、中等、高等教育分野でパイオニアとして活躍している教育者たちをADEとして公認し、ADE相互の交流を深めるとともに、その活動のさらなる普及啓発、発展を目指しています。2021年7月現在、世界全体のADEの数は2,947人で、内訳は米州諸国が1,144人、ヨーロッパ、中東、インド、アフリカが969人、人アジア・太平洋地域が834人。そして、国と地域の数は45となっています。今回の「Global Digicon Salon 012」では、日本で活躍する3人のADE、佐賀龍谷学園龍谷中学校 教諭の中村純一さん、国立仙台高等専門学校 総合工学科教授の武田淳さん、京都市立西京高等学校(全日制)教諭の森裕崇さんをパネリストとしてお招きし、ADEとは何か? ADEとして日頃どのような活動をしているのか? 世界のADE動向はどうなっているのか? どうすればADEになれるのか? ADEの大きな柱のひとつである「Everyone can code & Swift Playgrounds」を活用したプログラミング教育はどのようなものなのか? そして、究極の目標である「創造力あふれる人材育成」を実現するにはどうすればいいか? 等々のテーマについてディスカッションをしていきます。

明日4/25(日) 「グローバル・デジコンサロン 010 Croquet & AR 〜 ライブ・コラボレーション時代のARコンテンツ開発」開催

いよいよ明日、日本時間で2021年4月25日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間で2021年4月24日(土)18:00〜20:00から第10回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 010 Croquet & AR 〜 ライブ・コラボレーション時代のARコンテンツ開発」を開催します。
お申し込みは、こちらから(参加無料です)↓
https://global-digicon-salon-010.peatix.com/
Croquet(クロケー)は、「パーソナルコンピュータの父」Alan Kayや、SmallTalk開発者Dan Ingallsも関わる、5G以降の次世代インターネット・インフラ・アーキテクチャで、将来的には遠隔医療、たとえばロボット支援手術da Vinciを使った遠隔手術すら可能にする先進テクノロジーです。先々月(2021年2月)に開催した「Global Digicon Salon 008 Croquet〜5G・ARライブ・コラボレーションの新世界」では、参加者が実際に日本で初めて「オンライン上でコラボレーションできる空間」を体験しました。YouTubeで公開中の当日の記録映像( https://youtu.be/gMZX4JnRaRk )も大変大きな反響を呼んでいます。
今回は、このCroquet環境の中で最もわかりやすく、かつ、本格的に「世界を変える」テクノロジーであるAR(拡張現実)について、現状はどうなっているのか、コンテンツ開発はどうすればいいか、どのようなデバイスでどう体験するようになるのか、といったことについてディスカッションします。

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4/25(日)「Croquet & AR 〜 ライブ・コラボレーション時代のARコンテンツ開発」開催

Croquetは、「パーソナルコンピュータの父」Alan Kayや、SmallTalk開発者Dan Ingallsも関わる、5G以降の次世代インターネットのインフラ・アーキテクチャで、ロボット支援手術da Vinciを使った遠隔手術すら可能にする先進テクノロジーです。
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日本時間で2021年4月25日(日)10:00〜12:00、米国西海岸時間で2021年4月24日(土)18:00〜20:00、第10回めとなる 「グローバル・デジコンサロン 010」を開催します。
お申し込みは、こちらから(参加費無料です)↓
テーマは「Croquet & AR 〜 ライブ・コラボレーション時代のARコンテンツ開発」です。Croquet(クロケー)は、 米国Croquet Corporationが開発した、次世代5Gインターネットで本命と目されている、従来にない全く新しいライブ・コラボレーション環境です。先々月(2021年2月)に開催した「Global Digicon Salon 008 Croquet〜5G・ARライブ・コラボレーションの新世界」では、参加者が実際に日本で初めて「オンライン上でコラボレーションできる空間」を体験しました。YouTubeで公開中の当日の記録映像( https://youtu.be/gMZX4JnRaRk  )も大変大きな反響を呼んでいます。
今回は、このCroquet環境の中で最もわかりやすく、かつ、本格的に「世界を変える」テクノロジーであるAR(拡張現実)について、現状はどうなっているのか、コンテンツ開発はどうすればいいか、どのようなデバイスでどう体験するようになるのか、といったことについてディスカッションします。基調講演をしていただくのは、MOSA(Multi-OS Software Artists)代表のいけだじゅんじさんです。続いて、いけださんとともにARなどを活用した「支笏湖デザインプロジェクト」を手がけている千歳科学技術大学教授の曽我聡起さん、そして、AppleからApple Distinguished Educatorとして選定され、国内外の教育者と連携して日本の学校教育の変革に取り組む佐賀龍谷学園龍谷中学校教諭の中村純一さんに、教育現場における「ARとCroquet」の現在と将来展望についてお話していただきます。そして、テクノロジーライターの大谷和利さんに「Appleの未来戦略」という観点からお話していただき、最後にCroquet Corporation共同設立者の大島芳樹さんに「Croquetの現在と未来」という観点からお話ししていただいた上で、皆さんでパネルディスカッションを行います。
今回もまた、参加者全員でCroquetのライブ・コラボレーションを実際に体験していただきますが、さらに実際にARを体験していただくために、スマートフォンタブレットiPhoneAndroidスマホiPad)をお手元にご用意してご参加いただくことをお奨めします。

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「やくならマグカップも」明日4/5(月)22:30、TOKYO MX(関東地区)での放送開始!!

TVアニメ&実写番組「やくならマグカップも」、いよいよ明日4/5(月)22:30〜23:00、TOKYO MX(関東地区)での放送が始まります。ストーリーは、脱サラした父とともに、亡き母の故郷、岐阜県多治見市に引っ越してきた主人公、豊川姫乃をはじめとする4人の女子高生が陶芸の魅力に惹きこまれていくというもの。
多治見市を含む東濃地方は美濃焼の一大産地で、陶磁器生産量では日本一。最も有名なのは、織田信長豊臣秀吉徳川家康という三天下人に愛された古田織部の「織部好み」です。
実はこれ、多治見市発祥のIT企業、株式会社プラネットが10年ほど前からフリーペーパーにコツコツと掲載を続けてきたコミックが、日本アニメーションによってアニメ化され、日本全国放送が開始され、同時に全世界配信もして、多治見市の地域活性化につなげていこう、同市をセラミックバレーとして世界的にブランディングしていこうという壮大なプロジェクトの始まりです。
こうした背景に関心のある方は、ぜひ3/21(日)に開催した「Global Digicon Salon 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!」の記録映像をご覧ください。
■Global Digicon Salon 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!
https://youtu.be/v7WALvS3TOA
■「やくならマグカップも」公式HP
https://yakumo-project.com/
■「やくならマグカップも」TOKYO MX番組紹介
https://s.mxtv.jp/anime/yakumo/episode.html

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2021/3/21(日)「Global Digicon Salon 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!」を開催しました

2021/3/21(日)「Global Digicon Salon 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!」を開催しました。
4/2(金)深夜、CBCで放送開始されたのを皮切りに、BS11TOKYO MXMBSAT-Xを通じて順次全国で放送開始されるアニメ&実写番組「やくならマグカップも」は、物語パワーで総合的に地域活性化を図る日本初の試みです。これまでも、アニメの大ヒットに合わせて地域を活性化しようという動きはたくさんありましたが、いずれも偶発的、散発的なもので、本当の意味での地域活性化にまでつながったケースはありませんでした。これに対して、「やくならマグカップも」は、岐阜県多治見市において、最初に地域活性化をしたいという有志の集まりがあり、10年の歳月をかけて、周到な準備をした上で、日本全国で放送開始するととともに、全世界配信を通じて、伝統的な陶芸の町、多治見市をセラミックバレーとしてグローバルにブランディングしていこうという一大プロジェクトに発展したものなのです。日本が世界に誇るマンガ、アニメパワーをどう地域の活性化、日本の活性化につなげていったらいいか、関係者の皆さんが詳細に語っています。ご関心のある方は、ぜひこちらの記録映像をご覧ください。
■Global Digicon Salon 009 物語パワーで地域活性化を〜岐阜県多治見市「やくならマグカップも」アニメの挑戦!
そもそも「物語パワーとは何か?」この問題に対して最も優れた考え方を提示しているのは、世界的なベストセラー『サピエンス全史』の著者、ユヴァル・ノア・ハラリです。ハラリは、「サビエンス(人類)は、7万年前の認知革命によって、言語能力を獲得し、仮定の話、つまり、フィクション、ストーリーの力によって、何万人、何千万人、何億人でもコラボレーションできるように進化した猿である」「コロナ禍の中、各国政府は膨大なマネーを創り出し、ばら撒いている。今日、マネーはお札を刷る必要すらなく、コンピュータ上で数字を入力するだけで作り出せるものとなっている。このように、マネーもまたフィクション、ストーリーなのである」と喝破しました。
実は、脳科学的には、言語能力と道具を作る能力は密接に関連しており、どちらも「手順を組み立てる」能力なのです。そして、それは、コンピュータのアルゴリズムそのものなのです。したがって、「現実とフィクション」という表現は間違いであり、現実がバッド・フィックションであるならば、理想的なグッド・フィクションをイメージして、それを現実化していけばいいのです。そして、それこそが「物語パワー」と人々が呼んでいるものの正体なのであって、今や私たちは、そうやって理想的な「電子政府」を設計し、現実化することができるのです。
さて、「やくならマグカップも」の出発点には、ディズニーランドを舞浜に呼んだ伝説のプレゼンター、故堀貞一郎氏の存在がありました。講演では、まず小山敬治さんから、堀氏が創設した「ホリテーマサロン」の活動の紹介があり、続いて、その活動に参加した株式会社プラネット会長の小池和人さんが、堀氏を多治見市に招いて、作陶をテーマにした童話作品の創作を依頼したこと、そして、堀氏の孫の余暇通信社取締役の山岡禎幸さんが、その作品をベースに、女子高生を主役にしたたマンガ制作を提案し、約10年に及ぶ地道なマンガ作品の制作活動があり、その作品が、「ちびまるこちゃん」「はいからさんが通る」「みつばちマーヤの冒険」など数々のヒットアニメを制作してきた日本アニメーションによって本格的にアニメ化されるに至ったこと。そして、アニメ化にあたっては、多治見市が全面的に協力して、アニメツーリズムの準備が進んでいることなどが紹介されました。
もし、この「やくならマグカップも」によって岐阜県多治見市が地域活性化に大成功すれば、それは少子高齢化、過疎化に悩んでいる日本各地の地域活性化のモデルケースになるでしょう。
■「やくならマグカップも」公式サイト

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