【アイデア未来塾/アイデアのタネ】「あまちゃん」ロケ地観光のいまだ根強い人気(東洋経済オンライン)

【アイデア未来塾/アイデアのタネ】
「ロケ地観光」で「地域振興」。言うのは簡単ですが、行うは難し。
あまちゃん」の優れたドラマ性、ストーリー性があって、それをもとに久慈をディズニーランド化するプロデューサーの手腕と地元民の地道な努力があって、はじめて実現した成功事例ということですね。
 
あまちゃん」ロケ地観光のいまだ根強い人気(東洋経済オンライン)
 
>ドラマで「北三陸駅」となっていた久慈駅では「うに弁当」が食べられる
>「北三陸観光協会」だった久慈駅前ビルには、今も「北の海女」「潮騒のメモリー」の看板が健在
小袖海岸では夏ばっぱ(宮本信子)のような海女の素潜り実演
>アキ(能年玲奈)が飛び込む海の灯台、「ブティック今野」があった商店街、琥珀坑道など、ドラマ内の風景とほぼ同じ
>撮影の衣装や小道具などを展示した「あまちゃんハウス」もある
>出演者を交えたファンの集い「あまちゃんサミット」、ロケ地を走る「久慈あまちゃんマラソン」なども定期開催
 
>「あまちゃん」終了が迫った2013年9月、危機感に襲われた商工会議所のスタッフが、「ロケ地 活性」というキーワードでネット検索。東京・虎ノ門の「地域活性プランニング」という会社を発見
 
観光客へのおもてなしを強化するために、商工会議所のメンバーが「あまロスなげき隊」を結成
観光客向けのロケ地MAP
>海女のコスプレをしたガイドが行うロケ地ツアー
>「あまちゃんハウス」で海女の衣装を着て撮影ができる
>イラスト化した「あま絵」をシャッターアートやポストカードにする
あまちゃん』で海女を演じた)宮本信子さんや渡辺えりさんのような話し方をする海女さんが本当にいる
>作品の世界観に浸れる
「地元の洋菓子店『ミリオンベル』が“まめぶっせ”という商品を開発。新たな定番みやげに
 
>(地域活性プランニングの藤崎社長はリクルートの地域活性事業部時代から観光振興や地域活性に関する企画・プロデュースを手掛ける
>「富士宮焼きそば」の仕掛け人
>8月26日開催のイベント『第3回全国ふるさと甲子園』の実行委員長を務める地域活性のスペシャリスト
ロケ地観光による地域活性で日本を変える
君の名は。』の舞台となった岐阜県飛騨市
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使った体験コーナーも検討
ロケ地観光は通常の観光よりも「楽しもう」という気持ちが強く、アクティブに行動するため、おのずと消費行動や地元住民とのコミュニケーションも活発になる

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