1/11(木)第8回 ホロス2050未来会議「さようならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING」開催

2018111日(木)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、第8 ホロス2050 未来会議「第8章 さようならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)」を開催します。ゲストに、日本初のeビジネス共同実験サイト「サイバービジネスパーク」を立ち上げ、インターネット・ビジネス・コンサルタントとして数多くの実績を上げてこられたD4DR代表の藤元健太郎さんと、「人と人とがつながる仕組みをデザインする」をコンセプトに、日本各地で空間デザイン、地域コミュニティデザインを手がけてこられたstudio-L代表、コミュニティデザイナーの山崎亮さんをゲストにお迎えして、「REMIXING(リミックスしていく)」とはどういうことなのかを深掘りしていきます。ディスカッション・テーマは、「成長はリミックスから生まれる」です。ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第8 REMIXING」で、経済学者ポール・ローマーの言葉として述べている「本当の持続的な経済成長は新しい資源から生まれるのではなく、すでに存在する資源を再編成することでその価値が上がり、それで達成される」とはどういうことなのか、様々な具体例を通じて検証し、いわゆる時価総額第一主義のマネー・ゲーム的なシリコンバレー型ビジネスに代わって、既存の資源をリミックス(再編成)することでその価値を上げ、持続可能な未来社会を目指すリミックス型ビジネスとはどういうものなのか、参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。

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2/14(木)藤村厚夫さん、竹下隆一郎さんをゲストに迎えFILTERINGをテーマに「ホロス2050未来会議」開催

明日、12/14(木)19:00より開催する「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1707.peatix.com/ )では、SmartNews執行役員の藤村厚夫さんと、『ハフィントンポスト』の竹下隆一郎編集長とをゲストにお招きして、「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」をテーマにディスカッションします。
今、何故、世界中をヘイトやフェイクの嵐が吹き荒れているのか? 今、何故、世界中で人々の対立を煽り、憎悪をつのらせ、武力に訴えるような言動をする政治家ばかりが目立つのか? 実は、その背景に横たわる根本的な問題は、インターネット・テクノロジーの未熟さ、なかんずく「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」が抱える大きな欠陥なのです。
ゲストのひとり、藤村厚夫さんは、こうした問題に造詣が深く、2017.11.2付け日本経済新聞オンライン版に「ネット広告に構造的問題政治工作や詐欺の温床に」と題した記事を掲載しているほか、「藤村厚夫 Media Disruption」(https://mediadisruption.net/)という自身のブログで、重要なトレンド情報のクリッピング作業を続けられています。
ケヴィン・ケリーの『<インターネット>の次に来るもの』( http://amzn.to/2plOrEU )において、「<インターネット>」は「カッコ付きインターネット」すなわち「なんちゃってインターネット」を意味します。
実は、この25年のインターネットの歴史は、これから本格的に始まる本物のIT革命の序章にしかすぎない。GoogleFacebookTwitterといった、現在「シリコンバレーの花形」といわれるプラットフォーマーたちも、実は「なんちゃってプラットフォーマー」に過ぎないということ、そして、ネット広告のガリバーといわれる彼らの「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」の稚拙さ、粗雑さ、そして、利益追及第一主義が、様々な社会問題を深刻化させているということ、そうした理解の上にはじめて、未来の、本来あるべき「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」のビジョンが見えてきます。こうしたテーマにご興味のある方は、ぜひこの機会にディスカッションにご参加ください。

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12/14(木)「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」開催 フィルタリングはネット上の問題だけじゃない

いよいよ明日、12/14(木)19:00から「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」が始まります(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1707.peatix.com/ )。
「フィルタリング」は、何もインターネット上だけのテーマではありません。私たちの日常風景の中、慣習の中、無意識の中にもたくさんあります。たとえば、熊本市議会で緒方夕佳市議が赤ちゃん連れで議場に入った問題。議長は、「傍聴人はいかなる事由があっても議場に入ることはできない」との規則に基づいて厳重注意。大問題となりました。なぜ、乳飲み子を抱えた市議がその子を連れて議場に入って、議論してはいけないのでしょうか? 今、日本は深刻な少子高齢化が進んでいて、なんとか解決しなければ大変なことになる。誰もが知っている大問題です。そうした文字どおり日本にとって最重要な問題を真剣に議論しなければならない議場に、赤ちゃん連れの市議が入ってはいけない。そんな議会で、本当に少子高齢化問題の解決がはかれるものでしょうか? はかれなかったからこそ、この日本の今があるのではないでしょうか?
では、どうすればいいか? ゲストのひとり、竹下隆一郎さんが編集長を務める『ハフィントンポスト』では、「熊本市議会で赤ちゃん連れ議員の出席認められず...でも、世界にはこんなにいます」「赤ちゃん連れの熊本市議に真意を聞いた 「子育て世代の悲痛な声、見える形にしたかった」」といった記事で、この問題を取り上げています。これらの記事を見ると、海外では、議場で授乳すること、議長が赤ちゃんをあやしながら議論をしている例もあることがわかります。
今、世界中でヘイトとフェイクの嵐が吹き荒れています。そして、人々の対立を煽り、憎悪をつのらせ、解決すべき社会問題から眼をそらさせ、軍拡で大儲けをする連中がいる。その根底に、インターネット技術の未熟さの問題があります。今のインターネットは、「なんちゃってインターネット」なのです。GoogleFacebookといったシリコンバレーの花形IT企業の「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」も、全然たいしたものではない。これから、もっと格段に優れた「フィルタリング技術」「パーソナライジング技術」のイベーションが「分散化技術」とともに怒涛のごとく沸き起こってくる。そうした現状の問題点と将来展望について、皆さんと一緒に議論していきたいと思います。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

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「第6回ホロス2050未来会議/SHARING」の映像サマリーを公開しました

「第6回ホロス2050未来会議/SHARING」の映像サマリーを以下にアップしました。ぜひ、ご覧になってみてください。

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毎回、それぞれのテーマごとに、ゲストの皆さんのプレゼンテーションとコメントの素晴らしさに驚かされ、感動させられてきているのですが、今回のおふたりのプレゼンテーション、コメントも実に素晴らしいものでした。
たとえば、Makuake 中山亮太郎さんのお話は、アイデアの段階から、資金調達はもとより、テストマーケティング、広告宣伝・顧客獲得、実績づくりができてしまう仕組みを、メディアとして構築しつつあるクラウドファンディングこそが、もしかしたら、既存のマスメディア、ネットメディアに代わる、次世代の「メディア」の本流になるのではないか、という予感というか、確信を持たせてくれるものでした。「Sharing」よりも「Everything Sellable」という言葉、そして、「零次情報・零次流通」「一次情報・一次流通」「二次情報・二次流通」という言葉は、非常にわかりやすく私たちの活動、社会の仕組みの本質を捉えています。
そして、テーブルクロス城宝薫さんのお話は、既存のグルメアプリサービスに、先進のAIテクノロジーなどを駆使して、これまでにない新風を吹き込みつつ、飲食店にとっても、飲食店を利用するお客さんにとっても、無理なく、自然に、途上国の子どもたちへの給食支援ができるという、画期的なビジネスモデル、シェアリング・エコノミーを実践し、ちゃんとそれを事業化していること。そして、100年後の日本のために、日本ならではのチャリティ予約文化を根付かせたいという志の高さ、ビジョンの大きさに、日本にもこんなスケールの大きい若手アントレプレナーがいたのか、と感動させられました。
さらに、今回、ディスカッションに加わってくれた、発起人のひとり、橋本大也さんのコメントが秀逸でした。
「これからは、「Makuake」でファンドレイジングを成功させてしまう人とか、どんどん「テーブルクロス」を使って、予約をして途上国の人たちを支援するような人が、未来の人材として必要な人ということになるのではないか。これまでは、TwitterFacebookのフレンド数でその人の価値を測っていたりしたが、それよりもずっと「Makuake」や「テーブルクロス」の実績のほうが、その人材を測れる指標になる。そして、そういう指標をFacebookとかに貼っておくと、お金が集まりやすくなったり、会社に入りやすくなったり、彼女や彼氏ができやすくなったりするといいと思う」というコメントは、まさにFacebookTwitterといった旧式SNSの「雑な」パーソナル・スコアリングに代わる、「シェア」実績に基づくもっと精度が高く信頼できるパーソナル・スコアリングの時代の「幕開け」を示唆する、場外ホームラン的な発言だったと思います。
 
サマリー映像の中で、それぞれのプレゼン、コメントの開始時間は以下です。
06:26 Makuake 中山亮太郎さんのプレゼン
16:15 テーブルクロス 城宝薫さんのプレゼン
28:07 ディスカッション
 
なお、次回「第7回ホロス2050未来会議/FILTERING」( https://holos2050-1707.peatix.com/ )のメインテーマは、「編集」です。膨大な断片情報があふれ、フェイクやヘイトが横行している深刻な状況に対する究極の解決策、「フィルタリング・テクノロジー」「パーソナライジング・テクノロジー」についてディスカッションします。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

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12/14(水)ハフィントンポスト編集長の竹下さん、SmartNews藤村さん登壇「ホロス2050未来会議/FILTERING」開催

12/14(水)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において開催予定の「第7回 ホロス2050 第7章 情報過多時代の人生論/FILTERING〜最も重要になるのはフィルタリングやパーソナライズの新しい方法である〜」の告知を開始しました。「フィルタリング・テクノロジー、パーソナライジング・テクノロジー最前線」についてディスカッションします。ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。
チケットのご購入はこちら↓
https://holos2050-1707.peatix.com/
ホロス2050 未来会議⑦
第7章 情報過多時代の人生論/FILTERING
〜最も重要になるのはフィルタリングやパーソナライズの新しい方法である〜
 2017年12月14日(木)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、第7回 ホロス2050 未来会議「 第7章 情報過多時代の人生論/FILTERING(フィルターしていく)」を開催します。ゲストにアスキー(当時)で『netPC』『アスキーNT』の編集長を歴任し、現在はスマートニュース株式会社執行役員としてメディア事業開発を担当している藤村厚夫さんと、朝日新聞社でR&Dや新規事業開発に携り、現在は『ハフィントンポスト日本版』編集長の竹下隆一郎さんをお迎えして、「FILTERING(フィルターしていく)」とはどういうことなのかを深堀りしていきます。ディスカッション・テーマは、「最も重要になるのはフィルタリングやパーソナライズの新しい方法である」です。ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第7章 FILTERING」で述べている「広大な万物のライブラリーは、狭く限られたわれわれの消費習慣をはるかに凌駕していく。こうした広野を旅するには道案内が必要だ」「リアルタイムでフィルターをフィルタリングするようなシステムが必要」「新しいものでもっとも重要になるのは、フィルタリングやパーソナライズの新しい方法であり、それがわれわれをより自分らしくするのだ」等々の言葉を手掛かりに、文字どおり爆発的な勢いで情報が溢れ、フェイクやヘイトが蔓延し、ノイズが多すぎて機能不全を起こしているインターネットの現状を改善するには、どのようなフィルタリング技術、パーソナライズ技術が必要なのか、過去の履歴から「過剰適合」した情報ばかりが集まり、居心地のいい情報ばかりに囲まれてしまう、いわゆるフィルターバブルの問題はどう解決すればいいのか、情報過多時代、私たちはいかに生くべきかといったことについて参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。

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明日、11/30(木)「第6回ホロス2050未来会議/SHARING」開催 テーブルクロス城宝薫さん登壇

社会貢献と飲食店予約サービスをドッキングさせた新進気鋭の起業家「テーブルクロス」城宝薫さん。今月11月はカンボジア、アンコールチョムのスレイクワウ小学校へ給食支援に行ってきたとのことです(https://tablecross.com/blog/post-3206/)。市場で100名分の食材(玉ねぎ、にんじん、鶏肉、かぼちゃ、カレー粉、ココナッツミルク)を仕入れてもだいたい3,600円程度。スタッフ一同で給食を作り、みんなでお腹いっぱいお昼を食べ、めいいっぱい遊んできたとのことです。
明日、11/30(木)開催予定の『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリー『<インターネット>の次に来るもの』をベースにした「第6回ホロス2050未来会議」(チケットのご予約は、http://holos2050-1706.peatix.com/ まで)では、「あなたの予約がこどもの給食になる」を合言葉に、社会貢献型グルメアプリ「テーブルクロス」のサービス向上に余念がない城宝薫さんと、永遠の名作映画「この世界の片隅に」の映画館上映を可能にしたり、 小さな企業が開発したスマートな折り畳み式電動ハイブリッドバイク(自転車+バイク)glafitバイクの製造販売を可能にしたり、日本中の酒蔵の名酒の世界ブランディングを可能にしたりと、毎日のように新しいサクセス・ストーリーを実現しているクラウドファンディングサービス「Makuake」運営会社(株)マクアケ代表取締役社長の中山亮太郎さんにをスペシャルゲストにお招きして、「ポストマネー、ポスト近代/SHARING〜デジタル社会主義に国家は出てこない〜」というテーマで開催します。いわゆる「シェアリング・エコノミーの最前線」というホットな話題について、参加者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。ご関心のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。えていきます。ご関心のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。

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11/30(木)「第6回ホロス2050未来会議 ポストマネー、ポスト近代/SHARING」開催

11/30(木)「第6回ホロス2050未来会議 ポストマネー、ポスト近代/SHARING」(http://holos2050-1706.peatix.com/)まであと4日となりました。
ディスカッションテーマは「デジタル社会主義に国家は出てこない」(ケヴィン・ケリー『<インターネット>の次に来るもの』より)です。
シェアリング・エコノミーが主流となる未来社会は、「デジタル社会主義」という言葉がふさわしい社会になります。ただし、歴史的に失敗したとされる従来型の「社会主義」や「共産主義」と異なり、「国家」が前面に出てくることはありません。これまで「国家」が担ってきた機能の多くは、ブロックチェーン技術に支えられた「電子政府」サービスに置き換えられ、中央集権型の対極にある水平分散型の「グローバル・ビレッジ」化が世界中で進行します。そして、サービス精神の乏しい従来型の政治家や官僚、そして中央集権的な「国家」は無用の長物となるのですが、そうやすやすと存在を否定されてたまるかと、相当な抵抗をすることが予測されます。実際、世界中で中央集権的な国家主義への回帰が、大きなトレンドとなっています。
では、どうすればいいか? 当日は、そうしたテーマについて白熱したディスカッションを展開したいと思います。
スペシャルゲストには、「この世界の片隅に」映画館上映資金調達を成功させたのをはじめ数々の実績を持つ国内No.1クラウドファンディン グサービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ代表取締役社長の中山亮太郎さんと、いわゆる飲食店予約サービスでありながら、利用者が予約をすると予約した人数分の給食が途上国の子どもたちに届けられる新しい社会貢献型グルメアプリ「テーブルクロス」のサービスを展開している株式会社テーブルクロス代表取締役の城宝薫さんをお迎えし、さらに「ホロス2050」発起人のひとり、橋本大也デジタルハリウッド大学教授にも加わっていただきます。
シェアリング・エコノミー、ブロックチェーン未来社会等々にご関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。
チケットのお申込は下記まで。
■Peatix ホロス2050告知ページ
http://holos2050-1706.peatix.com/
なお、これまでのホロス2050未来会議、これからのホロス2050未来会議にご関心のある方は、下記ホロス2050公式ページをご覧ください。
■ホロス2050公式ホームページ
http://holos2050.jp/

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