【アイデア未来塾/アイデアのタネ】スマホで簡単にARコンテンツを制作できるプラットフォーム「Fyusion」
【アイデア未来塾/アイデアのタネ】世界で戦う「商品ラベル」を作る老舗の正体(東洋経済オンライン)
【アイデア未来塾/アイデアのタネ】
「経営の信条は『1枚のラベルに大いなる情熱と真心を込めて』」…。まず初めに「情熱」と「真心」ありき、なんですよね。
>日本におけるラベル・シールの歴史は古く、大正元年にまでさかのぼる。その草創期である1921年(大正10年)に創業したシモクニ(北海道・札幌市)
>シモクニの作るラベル・シールは、国内外から高い評価を受けている。全日本シール印刷協同組合連合会の「シールラベルコンテスト」ではこれまで複数回の受賞を重ね、2015年には、コーヒー豆の袋に貼るラベル・シールで同コンテストの最高賞、経済産業大臣賞を受賞した。さらに、世界ラベルコンテストにおいても、2000年、2012年(2部門)、2014年と4作品が部門別グランプリを受賞
>コーヒーカップの図柄の上にデザインされた花、椰子の木、ロゴの部分は、光の当たり方によって反射の仕方が微妙に変化し、ホログラムのようだが、実際には使われていない。これは、同社が現在特許出願中の「疑似ホログラム印刷」により表現されているもの
>課題が尽きることはない。昨今では、ますます多品種・小ロット・短納期のニーズが高まるなかで、当社でもこうしたニーズに対応すべく、2年前から工場の体質改善に取り組んできた
>経営の信条は『1枚のラベルに大いなる情熱と真心を込めて』。今後も、店頭の“無言のセールスマン”、ラベル・シールにアイデアと技術を注ぎ続けていくことだろう
■世界で戦う「商品ラベル」を作る老舗の正体
http://toyokeizai.net/articles/-/185534
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ホロス2050未来会議④「第4章 グーテンベルクの終焉/SCREENING」開催
神原一光
1980年生まれ。日本放送協会 放送総局 大型企画開発センター ディレクター。NHK「ジセダイ勉強会」を発案、主宰。大企業の若手中堅社員による有志団体「One JAPAN」幹事を務める。これまで「トップランナー」「週刊ニュース深読み」「しあわせニュース」「おやすみ日本 眠いいね!」を担当し、現在は「NHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン』」シリーズを担当中。学生時代、テニスのジュニア日本代表だった経験から、(公財)日本テニス協会の委員として、テニス・車いすテニスの普及活動にも取り組む。
GOROman(近藤義仁)
株式会社エクシヴィ代表取締役社長。VRエバンジェリスト。2012年「Oculus Rift」の登場に衝撃を受け、VRの中で初音ミクと会える「Mikulus」をはじめ、「DMM GAMESVR x 刀剣乱舞‒ONLINE‒ 三日月宗近Ver.」などを開発。2014年、Oculus Japan Teamの立ち上げに参画。2016年12月、Oculus VR社を退社し、現在は「Mikulus」の開発に専念している。VRはやがて「空間ディスプレイ」に進化すると予測し、従来の「ペーパーパラダイム」から「空間パラダイム」へどう自然に移行するかという課題に取り組み、将来的にVR OSの開発を目指している。
福岡俊弘
編集者、デジタルハリウッド大学教授、株式会社UEI エデュケーションズ 代表取締役。1957年生まれ。89年アスキー入社。92年よりパソコン情報誌『EYE・COM』編集長。97年より『週刊アスキー』編集長。ほかに2つの雑誌の創刊にも携わる。TBSラジオ『デジ虫』のパーソナリティー、『森本毅郎のスタンバイ』コメンテーターを各3年務めるなど、ラジオパーソナリティーとしての顔も。現在、株式会社アスキーメディアワークス第7編集部部長、週刊アスキー総編集長、Tokyo Kawaii Magazine編集長、MIKUNOPOLISディレクター。「ホロス2050」協力者のひとり。
服部桂
ジャーナリスト、翻訳者。1951年生まれ。1978年に朝日新聞に入社。米MITメディアラボ客員研究員、科学部を経て、『ASAHIパソコン』副編集長、『PASO編集長』などを歴任。『<インターネット>の次に来るもの』他、翻訳書、著書多数。「ホロス2050」発起人のひとり。
高木利弘
株式会社クリエイシオン代表取締役。1955年生まれ。1986年、日本で最初のMacintosh専門誌『MACワールド日本版』を創刊。1987年、『MACLIFE』を創刊。代表的な著書には、『The History of Jobs & Apple』『ジョブズ伝説』などがある。「ホロス2050」発起人のひとり。
日時:
2017年9月8日(金)19:00~21:00(受付開始 18:45)21:00〜21:30 懇親会
場所:
御茶ノ水 デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス 3F(アクセス)
料金:
一般
前売り 4,000円(Peatix) 当日 4,500円(受付)
学生
前売り 1,000円(Peatix) 当日 1,500円(受付)
個人会員
年会費 50,000円(Peatix)
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる
4)2017年11月に予定しているケヴィン・ケリー特別講演会へのご招待、他
法人会員
年会費 108.000円(消費税込み) 2名まで(Peatixまたは申込書によりお申込みください)
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる
4)2017年11月に予定しているケヴィン・ケリー特別講演会へのご招待、他
※「ホロス2050」では、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』の12のキーワードで予言した様々な未来技術を、実験プロジェクトという形で実現していきたいと考えています。こうした「ホロス2050」の趣旨に賛同し、応援したい、一緒に活動していきたいと思われる方は、個人会員/法人会員のお申込みをしてください。
お問合せ:
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ホロス2050とは?
「ホロス2050」は、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』(服部桂 訳/NHK出版)の中で予測した未来社会「ホロス」が2050年にどうなっているかを皆で予測し、皆で一緒によりよい未来社会を創造していこうという「未来・予測・創造・プロジェクト」です。2017年5月より月1、2回のペースで年12回、「ケヴィン・ケリーの12章」と題した未来会議を開催していきます。ケヴィン・ケリーをはじめ国内外のヴィジョナリーを招聘し、その知見を共有しながら、「ホロス」実現に向けたミッションをひとつひとつ具体化していきます。
テーマは「2050年のホロスはディストピアか? ユートピアか?」
参加者の皆さんと一緒に、SF映画「ホロス2050」共同製作の実現を目指します。
■未来会議「ケヴィン・ケリーの12章」
第1章 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく) 2017.5.11開催
第2章 人工知能の現在/COGNIFYING(認知化していく) 2017.6.2開催
第3章 コンテンツ産業の変容/FLOWING(流れていく) 2017.7.18開催
第4章 グーテンベルクの終焉/SCREENING(画面で読んでいく)
第5章 所有権よりアクセス権/ACCESING(アクセスしていく)
第6章 ポストマネー、ポスト近代/SHARING(共有していく)
第7章 情報過多時代の人生論/FILTERING(フィルターしていく)
第8章 さよならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)
第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)
第10章 監視社会とプライバシー/TRACKING(追跡していく)
第11章 21世紀の知の行方/QUESTIONING(疑問を生んでいく)
第12章 ホロス2050のまとめ/BEGINNING(始まっていく)
※2017年5月から月1、2回のペースで開催
発起人:服部桂、高木利弘、橋本大也 Senior Maverick:ケヴィン・ケリー
協賛:デジタルハリウッド大学・大学院
「第3回ホロス2050未来会議」報告
http://holos2050.jp/news/170722_1703/
2017年7月18日(火)19:30から、御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、『BuzzFeed』編集長の古田大輔さんとマンガ家の鈴木みそさんをスペシャルゲストにお迎えして、第3回ホロス2050未来会議「第3章 コンテンツ産業の変容/FLOWING〜ページからストリーミングへの4段階〜」を開催しました。
最初に、発起人の服部桂が『<インターネット>の次に来るもの』の「第3章 FLOWING」の概要を説明。「フローイング」というのは「流れている」という意味で、世界最大のコピーマシンであるインターネットの中で、情報はすべて「流れている」状態となる。「ページ」は特定できなくなり、「タグ」で検索するようになる。品質よりもリアルタイム性が重視されるようになる。そうした中、コンテンツ産業はどうなっていくのか、後ほどパネルでディスカッションしていきたい、と述べました。
続いて、古田大輔さんが登壇。『BuzzFeed』は「分散戦略」という去年のバズワードを世界的に推進してきたメディアであり、フローイングに載っているメディアである。創業者のジョナ・ペレッティの基本命題は「何が物事をバイラルさせるのか、人々はどんなコンテンツをシェアしたいと考えるのか?」ということで、ビューだけでなくシェアを重視し、ひたすら「バズる」コンテンツを目指している。そして、どうやったらオーディエンスにリーチできるかということで、クロスプラットフォーム戦略(分散戦略)を取っている。最も成功した事例がFacebook上の料理動画「TASTy」で、開始1年でフォロワー数400万人、400万いいねがついている。自分たちのサイトに来てもらってバナー広告を見てもらってということではなく、ネイティブアドでその場で収益化を実現していると説明しました。
続いて、鈴木みそさんが登壇。Kindleで自分で『限界集落<ギリギリ>温泉』など8冊を売り出したところ、一年間で1,000万円の収入を得た。2016年8月にスタートした読み放題サービスKindle unlimitedでは、大手出版社がAmazonと喧嘩して逃げてしまったこともあり、1カ月あたり150万円、半年で500万円の収入となった。2017年6月にスタートしたVALUという個人が株を発行できるサービスにさっそく加入。「VALUおっかなびっくりはじめました」という解説マンガを自分のブログにアップしたところ、価値が跳ね上がり、時価総額2億5,000万円くらいになった。リスクは「うさんくさい」ということで、ブームになれば当局が乗り出してきて、すべてが電子の藻屑になるかもしれない。メリットは、クリエーター支援になるということで、作家が面白いことを書くとそれによって株価が上がるという、あやしい世界がやってくるのかもしれない、といった話をしました。
パネルディスカッションでは、①ページは古い?(情報洪水・ヘイト・フェイク・コンテンツ産業衰退) ②流れとタグとは? ③断片情報(提供者中心) → 知識活動(利用者中心) ④出版+放送+IT+…(テクノロジーとリベラルアーツの交差点) ⑤ブラウザ革命(ランダムアクセシブル・フローなUX開発が鍵?)という5つのテーマについて議論した後、ケヴィン・ケリーが「無料のものに払う論理」として挙げている「即時性」「個人化」「解釈」「信頼性」「アクセス可能性」「実体化」「得意客」「発見可能性」について議論しました。いずれ劣らぬトレンド最前線を熟知した示唆に富んだ発言が相次ぎ、白熱した議論が交わされました。その中からいくつかを抜粋すると、以下のとおりです。
古田:十年先はわからないが、五年先であれば、まだページは残っていると思う。なぜなら、フローイングはただ眺めているだけならいいが、検索しようとするとページのほうが優れているから。フローイングの課題は、まだ検索技術が確立されていないところ。
鈴木:クリエーターにとっては、作家性というのが重要なので、タグよりもキャラのほうが大切。
古田:みそさんのプレゼンを見ていて、個人のほうがキャラを立てやすく、今の時代、企業よりも強いと改めて思った。『BuzzFeed』ではライターの人たちに個人でどんどん発信してもらうようにしている。
服部:Googleは写真に続いて動画、音声への自動タグ付けを進めている。今はテレビの番組にメタタグがつけられず検索できないが、将来はテレビも検索しながら見るようになり、本も検索しながら読み、自分の人生まで検索するようになる。
高木:これまでのインターネットは情報の提供者が中心で、断片的な情報に溢れていた。何が足りないかというと「自分のためのインターネット」という利用者中心の考え方ではないか?
鈴木:今、一番興味があるのはVRによる疑似体験。これから先、ゲームをやっているうちに知識を身に付けられたり、優秀な先生たちがまるでマンツーマンで教えてくれるような状況がやってくるかもしれない。
未来会議の全12回のアーカイブ映像とレポートをご覧になりたい方は、ぜひ、ホロス2050個人会員/法人会員になってください。
会員になると、アーカイブ映像の閲覧とレポートの配信を受けらる他、実験プロジェクトに参加できる、ケヴィン・ケリー特別講演招待券を得られる等の特典があります。